科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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462000 |
専門科目 |
アパレル・造形 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
462001 |
アパレルデザイン演習 |
2 |
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代表担当者名 | |||
村田 浩子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 作者のデザインした衣装について、イメージどおりのデザイン画が描ける。またアパレルCADを使用し衣装のパターンを作成することができる。日本の伝統文様や図柄について、その歴史や意味を知り、衣装デザインへ応用できる。 〔授業科目内容の概要〕 アパレルデザイン演習は、アパレルCAD、ファッションドローイング、文様デザインの3領域から構成されるオムニバス形式の授業である。本演習では、各領域における専門的な技法を体系的に学び、創造的かつ実践的なデザイン能力を育成することを目的とする。 アパレルCADでは、デジタルツールを活用したパターンメイキングの基礎から応用までを習得する。設計されたデザインの精密な図面化、編集技術を学び、多様な衣服デザインに対応可能なスキルを養う。 ファッションドローイングにおいては、デザイン意図を的確に視覚化する能力を高める。これには、プロポーションの正確な描写、着装時の動態的表現、テキスタイルの質感や光影の表現技法を含む。 文様デザインでは、装飾的図案の歴史的背景や文化的意味を理解するとともに、それを現代の衣装デザインに応用する技術を学ぶ。特に日本の伝統文様を中心に、その特性と美的価値を考察し、独自のデザイン表現へと発展させる。 〔授業計画〕 (授業担当) 第1~5回 河村梨花 村田浩子 第6~10回 吉田泰子 村田浩子 第11~15回 西村智恵 村田浩子 第1回 ファッションドローイング:装飾的図案の描画技法 第2回 ファッションドローイング: 人体プロポーションの基礎 第3回 ファッションドローイング:身体各部位の描写と表現 第4回 ファッションドローイング :衣装の着装状態の描画 第5回 ファッションドローイング ハンガーイラストレーション 第6回 文様デザイン:基礎的な図案形成理論 第7回 文様デザイン:応用的なデザイン知識の習得 第8回 日本の文様:着物における装飾的図案の歴史的考察 第9回 文様表現技法:基本的描写法の習得 第10回 文様表現技法:創造的応用手法の探求 第11回 アパレルCAD:デジタルパターンメイキングの基礎知識 第12回 CAD機能の習得:作図機能および編集機能の活用 第13回 デジタル入力:スキャナーを用いたデータ取り込み技術 第14回 パターン作成:基礎技術の習得と実践 第15回 パターン作成:高度な応用手法の導入 〔授業外学修の指示〕 前回の授業の復習を行い繰り返し学習を行うこと。 〔使用教材〕 授業の際、適宜配布する。 〔参考図書〕 なし 〔成績評価の方法・基準〕 提出作品70%、授業態度20%、レポート10% 〔学生へのメッセージ〕 日頃から、衣装デザイン、布地等の文様に興味を持ち観察してほしい。 7月下旬~8月中旬及び1月~2月の集中講義(3日間)で行う。 〔教員の実務経験〕 繊維関連企業研究所の研究員としての実務経験を活かし、アパレルCAD,ファッションドローイングなど衣装イメージを具体化する技法を実習を通して教示している。 |
履修に関して留意すること |
「衣生活論」、「アパレル構成論」、「アパレル構成実習Ⅰ」、「アパレル構成実習Ⅱ」の履修を推奨する。 〔科目分類番号〕SSⅠ1333 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能) |