科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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462710 |
専門科目 |
建築・まちづくり |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
462711 |
建築設計演習Ⅰ |
2 |
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代表担当者名 | |||
陳 建中 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 建築製図法の基礎や簡単な住宅の設計手法、手順が理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 住環境に関する諸科目で学習した基礎知識をもとに、設計(デザイン)内容を図面として表現するための製図の基礎を学ぶ。週末住宅や戸建住宅の設計、透視図や模型の作成を通じて、基本的な建築設計図の描き方とプレゼンテーションを学ぶ。また、空間の捉え方の基本を学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 課題説明・・・第1課題「週末住宅」 週末を過ごす小規模の隠れ家を計画し、平面的な広がり、空間の高さ、外部空間とのつながりなどについて考える。 第2回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針) 第3回 エスキースチェック2(主に平面計画) 第4回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画) 第5回 エスキースチェック4(イメージ模型や各種エスキースの最終確認) 第6回 エスキースチェック5(図面修正、質疑応答を行う) 第7回 提出・第1課題の講評 第8回 課題説明・・・第2課題「戸建て住宅-建築家の自邸」 大学周辺の郊外住宅地に建つ4人家族が住む住宅の設計を通して、住まいに必要な空間のつながりや構成を学ぶ。 第9回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針) 第10回 エスキースチェック2(主に平面計画) 第11回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画) 第12回 エスキースチェック4(イメージ模型や各種エスキース) 第13回 エスキースチェック5(設計完了、模型作成) 第14回 エスキースチェック6(図面修正、質疑応答を行う) 第15回 提出・第2課題の講評 〔授業外学修の指示〕 参考図書や建築専門誌などを読んで、住宅の事例研究を行うこと。実際な建築を見学すること。案作成・作図・製作は授業時間外に行うこと。 〔使用教材〕 製図道具一式 課題ごとにプリントを配布する。 〔参考図書〕 『第4版 コンパクト建築設計資料集成』日本建築学会編、丸善出版、2024年 ISBN 978-4621307427 『建築のかたちと空間をデザインする』フランシス D.K.チン(著), 太田邦夫(訳)、彰国社、ISBN978-4395050796 『やさしく学ぶ建築製図[完全版]』・松下 希和 (著), ⻑沖 充 (著), 照内 創 (著)・エクスナレッジ ISBN 978-4767829876 『建築設計演習基礎編 建築デザインの製図法から簡単な設計まで』武者 英二 (著)・永瀬 克己 (著)、彰国社、1982 ISBN 978-4395200016 〔成績評価の方法・基準〕 図面、模型等の提出物:100% 一度でも期限内に課題を提出しなかった場合、不合格とする。 〔学生へのメッセージ〕 授業時間内では、満足のいく計画案を作成することはできません。あらかじめ、案を考え、決められてエスキースを毎週提示することが必須となります。 〔教員の実務経験〕 建築家としての業務の経験を活かし、実社会での建築設計の例を示しながら、建築設計法やプレゼンテーションの方法を教示している。 |
履修に関して留意すること |
原則として、「建築学概論」と「建築図学」を履修済みであること。 〔科目分類番号〕SSⅠ1332 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能) (6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |