科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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462720 |
専門科目 |
建築・まちづくり |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
462721 |
建築設計演習Ⅱ |
2 |
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代表担当者名 | |||
吉永 規夫 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 ゾーニングを伴う店舗付き住宅や小規模な建築の設計能力と、模型やパースなどのプレゼンテーション技法を修得する。 〔授業科目内容の概要〕 建築設計演習Ⅰに引きつづき、複数のゾーン(二世代等)を持つ住宅や小規模な建築について、各ゾーンの関係性や動線等を考慮した設計能力を養う。また、より高度な意匠設計図面の作図法や、透視図・模型等の立体的プレゼンテーション技法を学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 課題説明・・・第1課題「店舗付き住宅」 店舗併用住宅を設計し、社会との関わり住宅内での個々の人間の関わり方や家族間でのプライバシーの問題について考える。 第2回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針) 第3回 エスキースチェック2(主に平面計画) 第4回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画) 第5回 エスキースチェック4(イメージ模型や各種エスキース) 第6回 エスキースチェック5(模型や図面の最終確認) 第7回 提出・講評会 第8回 課題説明・・・第2課題「幼稚園+児童図書館」 郊外住宅地に建つ幼稚園の設計を通して、複数の機能(幼児教育・保育・地域の子育て支援、児童図書館)を持つ建物の空間構成の計画法や使用者(幼児)に適正な寸法感覚を身につける。 第9回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針) 第10回 エスキースチェック2(主に平面計画) 第11回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画) 第12回 エスキースチェック4(イメージ模型や構造エスキース) 第13回 エスキースチェック5(イメージ模型や各種エスキース) 第14回 エスキースチェック5(模型や図面の最終確認) 第15回 提出・講評会 〔授業外学修の指示〕 授業時間はあくまで課題説明・エスキースチェック・講評の時間であり、案作成・作図・製作は全て時間外に行うこと。 〔使用教材〕 製図道具一式 課題ごとにプリントを配布する。 〔参考図書〕 『建築設計演習基礎編 建築デザインの製図法から簡単な設計まで』・彰国社 ISBN4-395-20001-X 『第3版 コンパクト建築設計資料集成』・日本建築学会編 ISBN978-4-621-07509-8 『建築製図基本の基本』・櫻井良明著・学芸出版社 ISBN978-4-7615-3189-8 〔成績評価の方法・基準〕 図面、模型等の提出物:100% 一度でも期限内に課題を提出しなかった場合、不合格とする。 〔学生へのメッセージ〕 徐々に設計の要件(建築物が用途を満足させるために必要なこと)が増え、複雑になります。利用する人の動線を整理し、明快にゾーニングすることから始めてください。自分で考え、自分で判断する練習です。考えてきたエスキース(素案)を教員に見せ、指導にしたがって進めてください。設計の答えは多様です。君たち一人ひとり違った指導内容、設計内容になります。 〔教員の実務経験〕 建築家としての業務の経験を活かし、実社会での建築設計の例を示しながら、建築設計法やプレゼンテーションの方法を教示している。 〔履修に関して留意すること〕 原則として、「建築設計演習Ⅰ」の単位を修得していないとこの科目は履修できない。また、「建築一般構造Ⅰ」を履修中であることが望ましい。 |
履修に関して留意すること |
原則として、「建築設計演習Ⅰ」の単位を修得していないとこの科目は履修できない。 〔科目分類番号〕SSⅠ1332 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能) (6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |