科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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466250 |
専門科目 |
建築・まちづくり |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
466251 |
建築設備学演習 |
2 |
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代表担当者名 | |||
橋本 賴幸 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 建築設備に関する基礎的な知識を身につける。 〔授業科目内容の概要〕 「建築設備」は建築物において快適な空間をつくりだす大切な要素である。本講義では建築設計者として知っておくべき「建築設備」を学ぶ。あわせて、関連する法令・設備機材・設備方式・建物との関わりなどについても学ぶ。演習課題もあわせて実施する。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス、建築設備概論 第2回 給排水衛生設備-1 給排水衛生設備とは、給水設備 第3回 給排水衛生設備-2 給湯設備、ガス設備 第4回 給排水衛生設備-3 排水・通気設備、排水処理設備 第5回 給排水衛生設備-4 衛生器具設備、消火設備 第6回 給排水衛生設備-5 給排水衛生設備まとめ 第7回 空気調和設備-1 空気調和設備とは、空気調和と室内環境、空気の状態を知る 第8回 空気調和設備-2 空調負荷の考え方 第9回 空気調和設備-3 熱源・熱搬送設備と機器部材 第10回 空気調和設備-4 空気調和方式の種類・特徴と設備計画 第11回 空気調和設備-5 換気設備、騒音 第12回 空気調和設備-6 排煙設備、自動制御設備、空気調和設備まとめ 第13回 電気設備-1 電気設備とは、受変電・幹線設備、動力設備、自家発電・蓄電池設備 第14回 電気設備-2 照明・コンセント設備、情報・通信設備、防災設備 第15回 電気設備-3 搬送設備、全体まとめ・小テスト 〔授業外学修の指示〕 (1)予習は上記 [授業計画] に記した教材の項目を読む。前期講義「建築環境工学」に関連部分がある場合は復習しておく。 講義予定に流体・圧力・熱・音・電気などに関する事項あれば、必要に応じ高校物理などの該当部を復習して臨む。 (2)復習は講義内容を再確認し、気になる部分があれば調べる。質問事項あれば次の講義で行う。 〔使用教材〕 (1) 初学者の建築講座 建築設備 第三版・大塚雅之 著・(市ヶ谷出版社)・ISBN 978-4-87071-023-8 (2) 講義資料を適宜配布する。 〔参考図書〕 (1)建築関係法令集 法令編 平成31年版・総合資格学院 編集・(総合資格)及び 同 告示編 又は 上記同等の法令集。(例:前期講義「建築法規」の使用教材など。インターネットでの法文検索も可) (2)前期講義「建築環境工学」の使用教材 (3)その他、講義中に示す。 〔成績評価の方法・基準〕 (1)小テスト:40%(最終15回で実施する小テスト・建築設備に関する内容全般を出題範囲とする。) (2)授業中の課題:40%(図面・計算課題) (3)毎回の出席課題:20%(講義への真剣度、提出物・復習状況などを総合して評価する。) 〔学生へのメッセージ〕 (1)建築設備は、実例がたくさん世の中にあります。たくさんの建物とたくさんの建築設備を見てください。 (2)すべての建築設備にはそうなった理由があります。なぜそうなったのかを知ろうとしてください。 (3)初回講義の前にテキストを購入しておいてください。 (4)講義は [使用教材] を参照しながらすすめますが、自分の言葉で説明できるように務めてください。 (5)「演習」課目なので、講義と平行して計算課題や簡単な作図・製図課題を行います。 (6)わからないことは質問すること。 なお、本講義を選択する学生は 前期講義「建築環境工学」を受講しているのが望ましい。 〔教員の実務経験〕 設備工事会社の技術者として従事していた時の経験を活かし実務上有用な演習課題を与え「最適な対応内容」を示すとともに、実務で体験した「よく間違えやすい事項」についても具体的に例を挙げ解説している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SSⅡ1333 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |