科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
469150 |
専門科目 |
インテリアデザイン |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
469151 |
インテリアエレメントのデザイン |
2 |
|
代表担当者名 | |||
林田 大作 |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 人びとの生活環境である建築空間・インテリア空間を構成する床・柱・壁・天井・開口部・建具・家具・造作・外構などのインテリアエレメントについて、それらの設計と施工の基礎から応用までを学び、建築空間・インテリア空間を一体的にデザインする知識と技術を身につける。 〔授業科目内容の概要〕 建築空間・インテリア空間とインテリアエレメントは、人びとの行為に対応しています。本授業では、まず、床・柱・壁・天井・開口部・建具・家具・造作・外構などのインテリアエレメントと人びとの行為の関係を解説します。次に、光・空気・水・熱・音などの環境要素と、それぞれに対応するインテリアエレメントを解説します。さらに、インテリアエレメントの構造・材料・施工を解説します。これらの学びを通して、人びとが居心地良く暮らせる建築空間・インテリア空間を一体的に設計できる知識と技術を修得します。これらの学びを通して、一級建築士・二級建築士・木造建築士・インテリアコーディネーター・インテリアプランナーなどの学科試験に合格するレベルの知識の修得を目指します。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション:住宅の原型 第2回 人びとの行為:座と間取り 第3回 住宅のインテリア計画 第4回 集合住宅のインテリア計画 第5回 床・柱・壁の構成と構造 第6回 開口部と建具のデザイン 第7回 玄関・屋根・天井のデザイン 第8回 縁側・庇・建具・外構のデザイン 第9回 福祉住環境のインテリア計画 第10回 図書館・メディアセンターの計画 第11回 オフィスのインテリア計画 第12回 博物館・美術館のインテリア計画 第13回 劇場・コンサートホールの計画 第14回 家具・照明のデザイン(1) 第15回 家具・照明のデザイン(2) 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 使用教材や参考図書を熟読するとともに、可能な限り実際の建築物・インテリア空間を訪問し、実物のインテリアエレメントに触れるなどの実地学習を進める。 『建築設計学Ⅰ 住宅の設計を学ぶ』、本多友常ほか著、学芸出版社、2009年 『インテリア設計士テキスト(学科編)』、日本インテリア設計士協会 【使用教材】 『新版新しい建築製図』、「新版・新しい建築製図」編集委員会編、学芸出版社、1991年(2005年改訂) 『はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方』、星野智子著、ハウジングエージェンシー、2003年 【参考図書】 『名作住宅で学ぶ建築製図』、藤木庸介ほか著、学芸出版社、2008年 『図解すまいの寸法・計画事典』、岩井一幸・奥田宗幸著、彰国社、2004年 『インテリア設計士テキスト(実技編)』、日本インテリア設計士協会 『インテリア設計士2級試験問題集』、日本インテリア設計士協会 『インテリア設計士室内設計テキスト(造作ディテール標準図集)』、日本インテリア設計士協会 『インテリア設計士家具設計テキスト(家具のデザインと設計)』、日本インテリア設計士協会 『工作本位 建築の造作図集』、玉置豊次郎監修・中原靖夫著、オーム社、1988年 〔参考図書〕 適宜指示する。 〔成績評価の方法・基準〕 レポート課題 40% 定期試験 60% 〔学生へのメッセージ〕 建築空間・インテリア空間およびインテリアエレメントをデザインすることはとても楽しく、面白いことです。しかし、実際に建築空間・インテリア空間をデザインでき、実物のインテリアエレメントを設計・施工できるようになるためには、建築各部・家具・建具・造作などのインテリアエレメントの構成と設計・施工の技術を丁寧に学ぶ必要があります。このような地道な学びの向こう側に、あなたにしか得られない楽しさと面白さが待っています。積極的・主体的に、興味を持って、インテリアエレメントのデザインを学んでください。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SSⅣ1332 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)生活環境に関する様々な分野の専門家との連携・協働に必要なコミュニケーション力とリーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) (7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |