科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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469700 |
専門科目 |
アパレル・造形 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
469701 |
アパレル材料学実験 |
2 |
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代表担当者名 | |||
増田 桂子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)繊維製品に用いられる素材をKES装置等を使用し素材特性を測定できる。 (2)測定数値の違いから素材特性を把握できる。 (3)素材特性と繊維製品が使用される場面(TPO)を関連付けて考えることができる。 〔授業科目内容の概要〕 アパレル素材の風合い測定装置KESを用いて、各種のアパレル素材の風合いを数値化する手法を習得する。 KES以外の簡単な素材特性の測定方法も習得し、アパレル素材の特性の違いを数値で理解できる力を養う。 官能評価の意味を理解し、評価方法を習得する。 〔授業計画〕 第1回ガイダンス 第2回器材・器具の取り扱い方法説明、評価試料説明・サンプリング 第3回KESデータの説明・KES実験練習 第4回KES実験実施(引っ張り特性・せん断特性):織物 第5回KES実験実施(曲げ特性・表面摩擦特性):織物 第6回KES実験実施(圧縮特性):織物・編物 第7回KES実験実施(引っ張り特性・せん断特性):編物 第8回KES実験実施(曲げ特性・表面摩擦特性):編物 第9回機能性評価測定(吸水性・濡れ戻り性・接触冷温感・防透け性・撥水性・目付・厚み等)実施 第10回KES以外の風合い性能評価測定(ドレープ性・カンチレバー剛軟度性・伸び特性等)実施 第11回官能評価(一対比較法)評価方法説明・練習・試料評価実施 第12回官能評価(SD法)評価方法説明・評価実施 第13回外部試験機関にてKES通気度・Qmax等測定、評価装置見学 第14回データ・授業内容まとめ、課題考察 第15回発表 〔授業外学修の指示〕 前期に学んだアパレル材料学の復習をしておいてください。 〔使用教材〕 適宜授業資料を配布する。 〔参考図書〕 繊維製品の基礎シリーズ 一般社団法人 日本衣料管理協会 JISハンドブック繊維2019 日本規格協会 〔成績評価の方法・基準〕 提出レポート(40%)、発表内容(30%)、授業態度等(30%) 〔学生へのメッセージ〕 各自、素材サンプリングのためのはさみ・チャコペン、データ入力のためのパソコンを用意してください。 様々なアパレル素材特性を実験・測定を実際行うことで理解し、興味を抱き身近なものに感じて欲しいと思います。 〔教員の実務経験〕 アパレル企業の研究所及び繊維企業の研究所の研究員としての実務経験がある。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SSⅢ1332 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |