科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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470100 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
470101 |
生命活動と代謝 |
1 |
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代表担当者名 | |||
祐實 泰子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.エネルギーを生み出し、生体成分を作り出すための化学反応(代謝)を理解するとともに、生体内では常に物質が交代(代謝回転)していることを理解することができる。 2.生体内での酵素の働きを説明することできる。 3.糖質・脂質・タンパク質・核酸の種類、基本構造、役割について説明するができる。 4.代謝のバランスが崩れたときに、どのようなことが起こるのかを説明するができる。 5.遺伝の基礎を学び、遺伝情報の異常と先天性代謝異常の関連性について説明するができる。 〔授業科目内容の概要〕 生命の維持に重要な恒常性は、物質代謝によって生み出されたエネルギーを用いて維持される。本科目では、生体基本物質の構造と機能並びにそれらの代謝に関する基本知識を学習し、臓器特有の代謝と代謝障害から発生する疾病について学習する。また、遺伝情報の保存、発現、継承のしくみを学習し、再生医療や遺伝子診断等の理解を深める。 〔授業計画〕 第 1回 生化学総論、生化学の基礎知識 第 2回 代謝総論 酵素 第 3回 糖質の構造・機能 第 4回 糖質の代謝 第 5回 脂質の構造・機能 第 6回 脂質の代謝 第 7回 タンパク質とアミノ酸の構造・機能 第 8回 中間テスト 第 9回 タンパク質とアミノ酸の代謝 第10回 核酸・ヌクレオチドの構造・機能と代謝、がん 第11回 エネルギー代謝の統合と制御 第12回 ビタミンとその欠乏症、遺伝子とは 第13回 遺伝情報_DNAの複製と転写 第14回 遺伝情報_タンパク質への翻訳、遺伝子の変化 第15回 先天性代謝異常とまとめ 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 予習として毎回指示する教科書の章を読むこと。毎回の講義の課題とまとめを学習ノートに実施すること。授業でクイズを実施するので、毎回の予習、復習は重要である。前もって課した課題について授業中に発表、またはレポートを課すこともある。 〔使用教材〕 『人体の構造と機能(2):臨床生化学 第6版』(メディカ出版)ISBN 978-4-8404-8155-7 〔参考図書〕 『改訂2版 イメージできる 生化学・栄養学』(メディカ出版)ISBN 978-4-8404-7222-7 『ナースのための生化学・栄養学(4版)』(南山堂)ISBN 4-525-51754-9 『系統看護学講座専門基礎分野 人体の構造と機能2 生化学』(医学書院)ISBN 978-4-260-03556-9 〔成績評価の方法・基準〕 1.定期試験80%(定期試験50%、中間テスト30%、授業で学習した内容全体を出題範囲とする) 2.課題、小テスト及び授業に対する姿勢:20%(授業中の質問や応答、学生同士の議論など授業への参加度と貢献度を評価する。なお、私語や無断退室など受講上望ましくない行為に対してはマイナス評価を与える) 〔学生へのメッセージ〕 「生命活動と代謝」は基礎医学の重要科目で、臨床医学や看護学の基礎となる学問です。学習内容の質も高く、量も多いので、学習に時間を充分に割いて、「生命の営みの巧妙さ」を理解するように努めて下さい。毎日の学習が大切です。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1421 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) |