科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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472100 |
専門科目 |
専門分野 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
472101 |
看護倫理 |
2 |
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代表担当者名 | |||
紅林 佑介 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.看護場面上の倫理的意思決定をする際に必要となる観点を理解できる 2.倫理的意思決定の枠組みを理解し、活用できる 3.看護倫理の基礎的事項と関連させて、自己の援助方法やふるまいを内省できる 〔授業科目内容の概要〕 医療の高度化、価値観の多様に伴い、看護場面では多くの倫理的問題に向き合うことが多くなっている。それ対応するためには、看護倫理の基礎的事項や考え方のよりどころとなる概念・原則を知り、以て倫理的意思決定につなげられるよう、講義・ゲストスピーカー・事例検討を通して教授する。なお、ゲストスピーカーの日程は未定であるため、講義日程は変更される可能性もある。 〔授業計画〕 第1回 倫理の基礎 第2回 看護倫理の歴史的変遷 第3回 原則の倫理 第4回 徳の倫理 第5回 ケアの倫理 第6回 看護倫理に関する考え①和・共同体・コンパッション 第7回 看護倫理に関する考え②共感・道徳的感受性 第8回 看護倫理に関する考え③個人の権利・アドボカシー・看護職の責任 第9回 「医療人に課せられた社会的使命…薬物の怖さを熟知し効能を最大限に生かす」(外部講師招聘) 第10回 倫理的ジレンマと倫理的意思決定のステップ 第11回 事例検討 事例紹介・選択 第12回 事例検討 グループ内討議 第13回 事例検討 発表準備 第14回 事例検討 発表 第15回 定期試験 第16回 まとめ 〔授業外学修の指示〕 予習:次にあげる資料を受講前に調べること ・ 看護者の倫理綱領(日本看護協会・国際看護師協会) ・ 患者の権利に関するリスボン宣言 〔使用教材〕 授業時紹介する。 〔参考図書〕 授業時紹介する。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験40%、リフレクションシートおよび受講態度20%、GW・成果物40% 〔学生へのメッセージ〕 講義内容を暗記するのではなく、学んだことを自己のふるまい・援助行動を問い直すことにつなげること。 〔教員の実務経験〕 看護師として業務に従事していた時の経験を活かし、現場での実体験も示しながら、実際に求められている看護倫理を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FUN1433 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) |