科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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472300 |
専門科目 |
専門分野 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
472301 |
療養生活援助技術(1K12対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
中西 恵理 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 看護の対象となる人に必要となる基本的な生活の援助技術を修得できる。 〔授業科目内容の概要〕 看護実践に必要な援助技術の原理・原則と方法およびその応用を理解し、看護援助を必要とする人や提供の場による適用をふまえ、日常生活に関わる援助技術を実施する方法を講義や演習を通して学ぶ。事例(対象者)の健康課題に着目した上で、その解決および改善に向けた援助方法について考え、基本的な生活の援助を計画し、実施する。授業は、講義により必要な知識を確認し、実習室でグループによる役割学修を行い、療養生活援助に必要な技術を修得する。 〔授業計画〕 第1回 授業ガイダンス・生活を支える援助技術(中西恵理) 第2回 食生活を支える技術1-基礎知識・経口摂取への援助・口腔ケア-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第3回 食生活を支える技術2-経管栄養の援助-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第4回 身体の清潔を援助する技術1-基礎知識・清潔の援助方法-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第5回 身体の清潔を援助する技術2-援助の実際(全身清拭・寝衣交換)-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第6回 身体の清潔を援助する技術3-援助の実際(全身清拭・寝衣交換)-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第7回 身体の清潔を援助する技術4-アセスメント・援助の実際(足浴・洗髪)-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第8回 身体の清潔を援助する技術5-援助の実際(足浴・洗髪)-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第9回 身体の清潔を援助する技術6-援助の実際(足浴・洗髪・手浴)-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第10回 排泄を促す技術1-基礎知識・自然排泄を促す援助-(須藤聖子・中西恵理・小林智子) 第11回 排泄を促す技術2-おむつ交換・陰部洗浄-(須藤聖子・中西恵理・小林智子) 第12回 排泄を促す技術3-グリセリン浣腸-(須藤聖子・中西恵理・小林智子) 第13回 安全・安楽を提供する技術-罨法の基礎知識・援助の実際-(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第14回 技術確認(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 第15回 定期試験 第16回 まとめ(中西恵理・須藤聖子・小林智子) 〔授業外学修の指示〕 1.演習要項に提示されている学修目標、授業計画を確認の上、事前学修を行い授業に出席する。 2.毎回の授業開始時にミニテストを実施するため、提示した内容を予習して授業に臨む。 3.演習には、授業内容の復習とテキストでの予習・復習を行い、グループで実施する技術を練習してから出席する。 4.事後学修として、授業内容をとおして学んだことを振り返る演習記録は必須とする。 5.技術習得には反復練習が必要である。課外時間を利用して繰り返し練習する。 〔使用教材〕 『ナーシング・グラフィカ 基礎看護学2 基礎看護技術Ⅰ コミュニケーション/看護の展開/ヘルスアセスメント』松尾ミヨ子他編 (メディカ出版) ISBN 978-4-8404-7536-5 『ナーシング・グラフィカ 基礎看護学3 基礎看護技術Ⅱ 看護実践のための援助技術』 松尾ミヨ子他編 (メディカ出版) ISBN 978-4-8404-7537-2 『感染対策マニュアル(第2版)』 大野義一朗監修 (医学書院) ISBN 978-4-260-00253-0 『看護の基本となるもの(再新装版)』ヴァージニア・ヘンダーソン著 湯槇ます・小玉香津子訳(日本看護協会出版会) ISBN 978-4-8180-1996-6 〔参考図書〕 『看護がみえるvol.1基礎看護技術(第2版)』 医療情報科学研究所編(メディックメディア)ISBN 978-4-89632-948-3 『基礎看護技術(第8版)』 阿曽洋子他 (医学書院) ISBN 978-4-260-03563-7 『看護技術プラクティス(第4版)』 竹尾惠子監修 (学研メディカル秀潤社) ISBN 978-4-7809-1323-1 『看護覚え書 本当の看護とそうでない看護(新装版)』 フロレンス・ナイティンゲール著 小玉香津子・尾田葉子訳(日本看護協会出版会) ISBN 978-4-8180-2214-0 他、授業資料に提示する。 〔成績評価の方法・基準〕 提出物・ミニテスト 50%、試験(筆記・技術) 50%を総合的に評価する。 但し、定期(筆記)試験および技術試験の受験要件は、出席時数が授業時間数の3分の2以上を満たし、提出物がすべて提出されていることとする。 提出物およびミニテストは随時フィードバックを行う。 技術試験においては事前にチェックリストを配付し、試験実施後にフィードバックを行う。 〔学生へのメッセージ〕 既習の学修内容に加え、基礎的知識と手技を統合し、根拠をもって技術を提供できるよう、十分な準備をしてから授業に積極的に臨んでください。 「看護技術基礎論」の単位を修得していることが望ましい。 〔教員の実務経験〕 看護師として業務に従事していた時の経験を活かし、現場での実体験も示しながら、実際に求められている療養生活の援助に必要な看護技術を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FUN1431 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |