科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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472600 |
専門科目 |
専門分野 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
472601 |
看護過程基礎論 |
2 |
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代表担当者名 | |||
須藤 聖子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 看護実践を導き出すための思考過程を一連の看護過程の展開方法に沿って学修し、よりよい看護を実践するための基礎的知識を身につける。 〔授業科目内容の概要〕 看護過程の構成および問題解決思考について学修する。看護を行う思考のプロセスを理解した上で看護過程の各段階を事例を通して具体的に展開できる方法を学ぶ。授業は、講義と演習(グループ討議)を中心に行い、学生間で学びを共有することを通して理解を深める。 〔授業計画〕 第1回 授業ガイダンス/看護過程とは、看護過程と看護理論(須藤聖子) 第2回 クリティカルシンキング/情報収集(小林智子) 第3回 アセスメント-情報収集・分類-(小林智子・須藤聖子・中西恵理) 第4回 アセスメント-解釈・分析-(須藤聖子) 第5回 アセスメント(グループワーク)(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第6回 アセスメント-発表-(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第7回 アセスメント(フィードバック・修正)(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第8回 看護問題の抽出(中西恵理) 第9回 看護問題の抽出-発表-(中西恵理・小林智子・須藤聖子) 第10回 看護計画立案(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第11回 看護計画立案の修正(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第12回 援助の実際-準備-(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第13回 援助の実際-実施-(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 第14回 看護実践の評価(須藤聖子) 第15回 看護実践の評価-発表・まとめ-(須藤聖子・小林智子・中西恵理) 〔授業外学修の指示〕 1.授業は段階的に学修できるよう計画しているため、学修目標、授業計画を確認の上、事前学修を行う。 2.事前学修としてミニテストと演習(課題)の準備は必須である。 3.グループディスカッションに積極的に参加し、課題に取り組む。 4.1年次に学修した知識・技術を活かしながら主体的に自己学修を進めること。 〔使用教材〕 『ナーシング・グラフィカ 基礎看護学② 基礎看護技術Ⅰ コミュニケーション/看護の展開/ヘルスアセスメント』松尾ミヨ子他編(メディカ出版) ISBN 978-4-8404-7536-5 『看護過程を使ったヘンダーソン看護論の実践(第5版)』 秋葉公子他(ヌーベルヒロカワ) ISBN 978-4-86174-079-4 〔参考図書〕 『実習記録の書き方がわかる 看護過程展開ガイド(第2版)ヘンダーソン,ゴードン,NANDA-I,オレム,ロイ 臨床判断』 任和子 編(照林社) ISBN 978-4-7965-2549-7 『ヘンダーソン・ゴードンの考えに基づく実践看護アセスメント(第3版)』渡邉トシ子編(ヌーヴェルヒロカワ)ISBN 978-4-86174-043-5 『新体系 看護学全書基礎看護学② 基礎看護技術1(第6版)』 深井喜代子編(メヂカルフレンド社)ISBN 978-4-8392-3381-5 『看護過程を使ったヘンダーソン看護論の実践(第4版)』秋葉公子・玉木ミヨ子・江崎フサ子著(ヌーヴェルヒロカワ)ISBN 978-4-8617-4056-5 『しっかり身につく看護過程(改訂第2版)』黒田裕子 編(照林社) ISBN 978-4-7965-2423-0 『看護過程の解体新書』石川ふみよ 編(学研メディカル秀潤社) ISBN 978-4-7809-1201-2 『看護がみえる vol.4 看護過程の展開』医療情報科学研究所 編(メディックメディア)ISBN 978-4-89632-801-1 〔成績評価の方法・基準〕 ミニテスト(30%)課題・提出物(60%)受講態度(グループ討議および貢献度・演習の参加状況等)10%を総合して評価する。ミニテストおよび課題・提出物は、随時フィードバックを行う。 〔学生へのメッセージ〕 提示される課題に取り組んでいなければ、授業の理解がすすみません。コツコツと着実に課題に取り組み、理解を深めて下さい。 1年次必修科目である基礎看護学実習の単位を修得していることが望ましい。 〔教員の実務経験〕 看護師として業務に従事していた時の経験を活かし、現場での実体験も示しながら、対象者に必要な看護を導き出す思考過程について学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FUN1432 〔履修制限あり〕1年次科目の「看護技術基礎論」「療養生活援助技術」「フィジカルアセスメント」を履修していること。 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |