科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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473150 |
専門科目 |
専門分野 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
473151 |
慢性期看護学援助論Ⅱ(3K12対象) |
1 |
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代表担当者名 | |||
山本 裕子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標] 〕 1.慢性的な健康障害を有する成人期にある患者の看護上の問題解決のための方法について、看護過程を通して理解できる。 2.慢性期看護において必要な看護援助技術について、その援助の根拠の説明と実践ができる。 〔授業科目内容の概要〕 「慢性期看護学援助論Ⅰ」で学修した内容を統合・発展させ、慢性的な健康課題を有する成人期にある患者の事例を取り上げ、グループワークを中心とした演習によって看護過程の展開を学び、根拠に基づいた看護実践のための方法を理解する。また、事例の状況に適した看護援助技術について患者―看護師役割を経験する演習を通して修得する。 〔授業計画〕 第1回目 慢性期看護において必要な看護援助技術【對中・山本】 第2回目 看護過程1:慢性期看護における看護過程の展開【對中】 第3回目 看護過程2:情報の収集と分析(演習)【對中・山本・中本】 第4回目 セルフモニタリングが必要な患者のアセスメントと支援(1)血糖自己測定(演習)【山本・對中・中本】 第5回目 セルフモニタリングが必要な患者のアセスメントと支援(2)患者教育(演習)【山本・對中・中本】 第6回目 看護過程3:関連図の作成(1)病態の整理(演習)【對中・山本・中本】 第7回目 看護過程4:関連図の作成(2)看護問題の抽出(演習)【對中・山本・中本】 第8回目 看護過程5:関連図の発表(演習)【對中・山本・中本】 第9回目 慢性期看護におけるアセスメントのまとめ【對中・山本・中本】 第10回目 看護過程6:情報の統合(演習)【對中・山本・中本】 第11回目 酸素療法が必要な患者のアセスメントと支援(1)吸入療法(演習)【對中・山本・中本】 第12回目 酸素療法が必要な患者のアセスメントと支援(2)酸素療法中の日常生活援助技術(演習)【對中・山本・中本】 第13回目 看護過程7:看護問題の明確化・計画立案【對中・山本・本】 第14回目 ポンプを用いて輸液療法を行う患者のアセスメントと支援(1)シリンジポンプ(演習)【山本・對中・中本】 第15回目 ポンプを用いて輸液療法を行う患者のアセスメントと支援(2)輸液ポンプ(演習)(山本・對中・中本】 第16回目 看護過程8:看護目標の設定・看護計画の立案(演習)【對中・山本・中本】 第17回目 看護過程9:看護計画の発表(演習)【對中・山本・中本】 第18回目 看護過程10:SOAPの記述(演習)【山本・對中・中本】 第19回目 看護計画に基づく患者への看護実践(1)情報収集技法(演習)【對中・山本・中本】 第20回目 看護計画に基づく患者への看護実践(2)援助技法(演習)【山本・對中・中本】 第21回目 定期試験 第22回目 看護過程11:看護過程の評価(演習)【對中・山本・中本】 第23回目 看護計画に基づく患者への看護技術の応用と評価(演習)【對中・山本・中本】 〔授業外学修の指示〕 これまでの学修(人体構造・機能学、病態医学などの専門基礎科目、基礎看護学、成人看護学対象論、慢性期看護学援助論Ⅰ)における知識が基盤となるので、十分復習をして授業に臨むこと。授業は演習によって進めるため、授業時間外での事前・事後学習が不可欠であり、これに対応する課題は初回授業で提示する。 〔使用教材〕『マージョリーゴードン看護診断マニュアル原書第11版 機能的健康パターンに基づく看護診断』医学書院ISBN978-4-260-01036-8 上記のほかに慢性期看護学援助論Ⅰで使用したテキスト 〔参考図書〕『新訂版写真でわかる臨床看護技術 1 注射・検査に関する看護技術を中心に! (写真でわかるアドバンスシリーズ) 』インターメディカISBN978-4-89996-413-1 『新訂版写真でわかる臨床看護技術 2 呼吸・循環、創傷ケアに関する看護技術を中心に! (写真でわかるアドバンスシリーズ)) 』インターメディカISBN 978-4-89996-414-8 『看護学テキストNiCE成人看護学 成人看護技術 改訂第3版』南江堂ISBN 978-4-524-22954-3 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験:30% 中間試験:30% 課題レポートとグループワークの参加態度並びに受講態度:40% なお、グループワークの参加態度はグループメンバーによるピア評価を含める。 〔学生へのメッセージ〕 慢性期看護学実習に向けて必要な知識や内容を盛り込んでいるため、学び残しのないように積極的に学んでほしい。また、授業はグループワークを中心に進めるため、グループメンバーとしての責任と役割を果たせるように取り組み、そのなかで自己のコミュニケーション能力を育むことを期待する。 疑問点があれば、積極的に質問し、課題や演習に臨むこと。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕AND1433 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |