科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
473600 |
専門科目 |
専門分野 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
473601 |
母性看護学対象論 |
2 |
|
代表担当者名 | |||
岡 いくよ |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 女性のライフサイクルの側面から母性への理解を深めると共に、母性を取り巻く現状や看護について幅広い視野を身につけている。 〔授業科目内容の概要〕 女性の健康問題を身体的・精神的・社会的な観点から幅広く学修する。 セクシャリティ、リプロダクティブヘルス/ライツについて多様な視点を学修する。 女性と家族の健康支援に関する看護の役割を考える。 母と子を取り巻く現状についてテーマを持って話し合い、母性や母性看護について考える。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス(導入)母性看護に関連する社会問題の検討 第2回 母性看護の対象の理解 第3回 母性看護の対象を取り巻く社会の変遷と現状 第4回 母性看護の基盤となる概念(女性や家族を中心としたケア、ウェルネス、エンパワーメント、ヘルスプロモーション) 第5回 母子保健に関する統計の動向と母性看護に関する主な組織と法律 第6回 周産期医療のシステムと母子保健施策 第7回 母性看護の対象の理解 (妊娠の生理/家族計画/性感染症/思春期/月経困難/内膜症含む成熟期の健康課題) 第8回 女性のライフサイクル各期の健康問題と援助(老年期女性の健康課題課題と施策/在日外国人の母子保健含む) 第9回 性教育の理論と実際 第10回 リプロダクティブヘルスケア(1)(性教育グループワークー性教育の企画作成) 第11回 リプロダクティブヘルスケア(2)(性教育グループワークー発表資料の作成) 第12回 リプロダクティブヘルスケア(3) (グループ発表1) 第13回 リプロダクティブヘルスケア(4) (グループ発表2) 第14回 セクシュアリティについての考えを深めよう(ゲスト) 第15回 まとめ 〔授業外学修の指示〕 新聞、TV、SNSなど母子の現状に関する社会状況や報道される内容に関心を向け、講義に臨んで下さい。 また、必要な知識の定着を図るため、講義前の予習ミニテストや母性看護学に関わる法律や制度についてのまとめを課題として予定しています。 〔使用教材〕 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学概論 母性看護学1 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学各論 母性看護学2 医学書院 〔参考図書〕 適宜紹介する 〔成績評価の方法・基準〕 予習確認のミニテスト5回、講義内レポート3回、受講態度、課題提出状況50%・まとめテスト50%として、総合評価する。 ミニテストや課題の状況は講義時に適宜フィードバックを行い、必要時は適宜追加で課題を提示するとともに補講で対応する。 〔学生へのメッセージ〕 身近な話題から母性看護学の視点を学び、その学修を通して広く社会をみつめる機会を持ってみましょう。 講義は自身の考えを文章にする、言葉に出す、自分の考えをグループで話すなどの作業を通して進めます。答えがひとつでない事象も多く、教える形式の授業ではありませんので、必ず自分はどう考えるのかを自分に問いながら、講義に参加してください。 また、授業の理解を深めるためにも、事前学修をする習慣をつけてください。 〔教員の実務経験〕 助産師としてのこれまで経験した事例や、学んできた教科書にはない体験を交え母性看護学の対象理解を学生に促している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MCN1432 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |