健康科学部 2025年度版
更新日:2025/04/05
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
473700
専門科目
専門分野
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
473701
母性看護学援助論Ⅰ
1
代表担当者名
岡 いくよ
科目内容
〔授業の到達目標〕
1.妊娠・分娩・産褥期の生理的変化と特徴、胎児から新生児期への胎外生活適応過程において生ずる生理的変化が理解できる。
2.周産期における母性とその家族の心理的・社会的支援の必要性が理解できる。
3.親子関係成立と親役割取得過程、発達課題が理解できる。
4.妊娠・分娩・産褥期及び新生児期におけるアセスメントと看護の実際が理解できる。

〔授業科目内容の概要〕
妊娠期・分娩期・産褥期の母体と胎児および新生児の生理について、正常経過に焦点をあてて講義し、母性看護を実践するために必要な基礎的な知識を学修する。

〔授業計画〕
第1回 ガイダンス、産褥期の経過
第2回 褥婦と家族への看護
第3回 産褥期の異常と看護
第4回 新生児の胎外生活適応過程と生理的変化
第5回 新生児の看護
第6回 新生児期の健康問題に対する看護
第7回 妊婦の生理
第8回 妊婦と家族の看護
第9回 妊娠期の異常と看護
第10回 分娩の生理
第11回 産婦と胎児のアセスメント
第12回 産婦と家族の看護
第13回 分娩期の異常と看護
第14回 胎児心拍数モニタリング
第15回 まとめ 

〔授業外学修の指示〕
「母性看護学援助論Ⅱ」受講までに修得すべき基礎的専門知識を学修します。
基礎的なことはコツコツ覚え、身につけるようにしてください。

〔使用教材〕
系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学各論 母性看護学2 医学書院 

〔参考図書〕
病気がみえる産科
看護の観察キーポイントシリーズ 母性Ⅰ 母性Ⅱ

〔成績評価の方法・基準〕
講義内のミニ試験 、単元毎のまとめ試験30%、最終まとめ試験50%、提出物・受講態度20%
ミニテストや課題の成否等は講義時に適宜フィードバックを行い、必要時は適宜追加で課題を提示するとともに補講、実習時に対応する。

〔学生へのメッセージ〕
自己学習課題の提出が今後の実習にも必要になりますので、丁寧に取り組むようにしてください。

〔教員の実務経験〕
助産師として病院勤務を経て妊娠期分娩期産褥期の育児支援の実践を続けている。経験した事例や、体験を交え、母性看護学の基礎的な知識の定着を図るため、具体的な事例を提示しながら講義する。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MCN1432

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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