科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
473750 |
専門科目 |
専門分野 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
473751 |
母性看護学援助論Ⅱ(3K12対象) |
1 |
|
代表担当者名 | |||
岡 いくよ |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 1.母性看護学におけるウエルネス志向の考え方が理解できる。 2.妊娠・分娩・産褥各期および新生児期におけるアセスメントが理解できる。 3.母性看護の対象を理解したうえで、援助の方向性がわかる。 4.事例のアセスメントを通して、周産期における母子および家族の特性や経時的な変化など、全体像を把握し、 対象に合わせた看護計画の立案ができる。 5.妊娠・分娩・産褥各期および新生児期における看護技術の根拠を理解して実施できる。 〔授業科目内容の概要〕 母性看護学の対象を理解し、看護過程を通して母性看護の基本的な能力を身につけるための 講義・演習を行う。また、援助に必要な看護が提供できるよう基礎的な技術を学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーションー 母性看護学の援助技術とその根拠、ウェルネス志向のアセスメント 第2回 援助に必要な母性看護技術(演習)(子宮底/腹囲測定・レオポルド/CTG装着・衣類/オムツ交換・抱き上げ/抱き換え/排気) 第3回 新生児の沐浴(演習)/沐浴可否の判断 第4回産褥期/新生児期のアセスメント(1)個人課題の共有 第5回 産褥期/新生児期のアセスメント(2)アセスメント評価の視点 第6回 産褥期/新生児期のアセスメントと援助計画グループワーク(1)アセスメントと援助の根拠 第7回 産褥期/新生児期のアセスメントと援助計画グループワーク(2)援助計画の立案 第8回 産褥期/新生児期のアセスメントと援助計画グループワーク(3)発表資料作成 第9回 産褥期/新生児期のアセスメントと援助計画 グループ発表 第10回 産褥期/新生児期の日々のアセスメント 第11回 褥婦の観察(ビデオ視聴含む) 第12回 新生児のシミュレーション演習 (新生児期の事例提示) 第13回 褥婦のシミュレーション演習 (産褥期の事例提示) 第14回 母性看護技術試験 第15回 まとめ(試験含む) 〔授業外学修の指示〕 実習および臨地で必要な知識・技術を身に着けることができるように、実践に対応したより具体的な課題を提示します。 また母性看護技術を修得するため、看護技術の特殊性を考慮し自主練習の時間を設定しています。 4回生有志の学生アシスタントから助言や指導を受ける時間として、講義の空き時間(木曜日4限)を確保していますので、 各自積極的に取り組んでください。詳細はオリエンテーションで説明します。 〔使用教材〕 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学2 母性看護学各論 医学書院 〔参考図書〕 看護実践のための根拠がわかる母性看護技術 第3版 メヂカルフレンド社 病気がみえる10 産科 MEDIC MEDIA ウェルネス診断にもとづく母性看護過程 太田操 医歯薬出版 ナーシング・グラフィカ 母性看護学②母性看護の実践 メディカ出版 ナーシング・グラフィカ 母性看護学③母性看護技術 メディカ出版 写真でわかる母性看護技術アドバンス インターメディカ 根拠がわかる母性看護過程: 事例で学ぶウェルネス志向型ケア計画 南江堂 看護の観察キーポイントシリーズ 母性Ⅰ 母性Ⅱ 〔成績評価の方法・基準〕 看護の展開20%、課題への取り組み15%、母性看護技術15%、まとめ試験50%で総合評価する。 技術演習や課題の状況に関わる成否は、講義時に適宜フィードバックを行い、必要時は適宜追加で課題を提示するとともに補講で対応する。 〔学生へのメッセージ〕 臨地実習につながる現場を想定した授業です。 基礎学力を定着させ実践能力を磨きましょう。 〔教員の実務経験〕 助産師として病院勤務の経験を経て妊娠期、分娩期、産後の地域母子包括支援に関わっている。母子の現状を踏まえた事例を提示しながら具体的な学修を進める。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MCN1433 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |