科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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474920 |
専門科目 |
専門分野 |
4回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
474921 |
保健医療福祉システム論Ⅱ |
2 |
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代表担当者名 | |||
前田 則子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)保健医療福祉行政のしくみと機能について説明できる。 (2)保健医療福祉計画の策定プロセス、推進体制と評価方法について説明できる。 (3)健康な地域づくりにおける行政計画のあり方について考察できる。 (4)政策形成過程における保健師の役割について考察できる。 (5)保健医療福祉行政の現状と課題について理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 行政計画としての実習市町村の健康増進計画の策定プロセス、推進体制、住民参画、政策評価を整理・統合するグループワークを通して、行政計画におけるPDCAサイクルについて理解を深める。保健医療福祉行政における国や地方公共団体の役割・機能、および保健師の役割と活動について講義し、国民の生活実態に則した保健医療福祉システムのあり方について考察する。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス、保健医療福祉計画の計画・実施・評価の概要(講義)(前田) 第2回 保健医療福祉制度のまとめ1―母子保健システム(演習)(田中) 第3回 保健医療福祉制度のまとめ2―高齢者保健医療福祉システム(演習)(前田) 第4回 各種保健医療福祉計画と政策評価(講義・演習)(前田) 第5回 社会保険1-介護保険、労働者災害補償保険、雇用保険年金(講義)(松本) 第6回 社会保険2-医療保険、年金保険(講義・演習)(前田) 第7回 保健医療福祉の行財政のしくみ(講義・演習)(前田) 第8回 医療提供体制と医療費・社会福祉・公的扶助(講義・演習)(前田) 第9回 保健医療福祉計画の分析1-策定プロセスの整理(演習)(GW) 第10回 保健医療福祉計画の分析2-実施・評価プロセスの整理(演習)(GW) 第11回 保健医療福祉計画の分析3-プレゼンテーション準備(演習)(GW) 第12回 保健医療福祉計画の分析4-プレゼンテーション前半(演習)(GW) 第13回 保健医療福祉計画の分析5-プレゼンテーション後半(演習)(GW) 第14回 保健医療福祉計画の分析6-行政計画推進案追記(演習)(GW) 第15回 保健医療福祉のトピックス・まとめ(講義) 〔授業外学修の指示〕 公衆衛生看護学実習における実習市町村の健康増進計画を題材にグループワークを行うため、計画的に公衆衛生看護学実習で情報収集し、保健医療福祉施策等についても整理して臨むこと。公衆衛生看護分野に留まらず、関連科目の法令・制度の統括となることを意識して取り組むこと。 〔使用教材〕 『公衆衛生がみえる2024-2025』、メディックメディア、(ISBN-978-4-89632-779-3) 『国民衛生の動向 2023/2024 』、厚生労働統計協会 〔参考図書〕 授業時に提示 〔成績評価の方法・基準〕 小テスト60%(前田40%、松本10%、田中10%)グループワークの発表およびレポート計40% 〔学生へのメッセージ〕 日頃から社会の動向、政策・施策の変化に関心をもって学習にとりくむこと。 〔教員の実務経験〕 保健師としての経験を活かし、保健医療福祉システムの構造と活動、法的根拠を学生に教示する。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕CHN1434 〔履修制限あり〕 4年次前期の科目「地域看護学実習」「保健医療福祉システム論Ⅰ」を全て履修していること 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |