科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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475410 |
専門科目 |
専門分野 |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
475411 |
在宅看護学実習 |
2 |
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代表担当者名 | |||
菊本 由里 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 地域の中で療養する人々やその家族の生活実態、健康上の問題を理解し、在宅における看護の機能と役割の実際について学ぶ。 1)訪問看護ステーションの機能と活動の概要を説明できる。 2)在宅療養者とその家族を生活者としてとらえ、抱える問題を解決するための援助方法を説明できる。 3)訪問看護の役割と特性を説明できる。 4)地域の社会資源の存在と活用方法、および関連する職種との連携の実際を説明できる。 〔授業科目内容の概要〕 1)訪問看護ステーションの組織・機構の概要について記述できる。 2)訪問看護の役割と特性について記述できる。 3)対象の健康上の問題について記述できる。 4)対象に対する医療・福祉活動の実際について記述できる。 5)対象およびその家族の生活の実際について記述できる。 6)対象およびその家族に対する看護活動の実際について記述できる。 7)社会資源の活用方法について記述できる。 8)関係職種との連携の実際について記述できる。 〔授業計画〕 1)訪問看護ステーションで2週間の実習を行う。訪問看護師の活動に同行し、在宅看護の実際を学習する。 2)実習期間中に訪問が可能な在宅療養者1名を受け持ち、情報収集を行い、在宅療養の実際や援助の必要性と方向性に関して学習する。 3)実習開始前に、担当教員から受け持ち療養者の病名等の情報を得て、必要知識について復習を含めた事前学習を十分行う。 4)学生は実習前に、在宅看護論実習で学びたいこと(様式1)を提出し、個人の実習目標や学びたい事例などを明確にして、主体的に実習に挑む。 5)毎日適宜、ショートカンファレンスを持ち、学生が経験し疑問に感じること等を共有し、解決に向けての議論を行う。 6)中間カンファレンス、最終カンファレンスを通して、実習内容についてのフィードバックを指導者から得て、学びを深める。 〔授業外学修の指示〕 「在宅看護学概論」や「ケアマネージメント論」など大学で学んだ講義をしっかりと復習し、知識と経験を関連付けるようにして下さい。 〔使用教材〕 適宜紹介する 〔参考図書〕 適宜紹介する 〔成績評価の方法・基準〕 1)出席は4/5以上とすることで、単位認定の資格を得る。 2)実習の評価は、実習に対する態度、出席状況、実習記録、看護の実践状況の観点から実習目標と照らし合わせて総合的に評価する。 〔学生へのメッセージ〕 この実習では、さまざまな個人のお宅を訪問しケアの実際を学ぶといった、他では経験できない貴重な体験をすることができます。看護の醍醐味を実感できると思いますので、健康管理に注意して万全の体調で実習に臨んでください。 〔教員の実務経験〕 訪問看護師として業務に従事していた時の経験を活かし、臨地の指導者と協働し、在宅療養の場での実習において学生指導を実践している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕ICS1433 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |