健康科学部 2025年度版
更新日:2025/04/05
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
476210
専門科目
専門分野
4回生 前期
授業コード 科目名 単位
476211
国際看護学Ⅰ
1
代表担当者名
林田 麗
科目内容
〔授業の到達目標〕
1.国際看護・異文化看護を学ぶ意義と必要性を述べることができる。
2.グローバルな視点で、社会・生活的背景を踏まえた健康問題を述べることができる。
3.健康問題の解決に向けたグローバルヘルスの目的と持続可能な開発目標(SDGs)の関連を述べることができる。
4.グローバルヘルスの指標となるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を基盤に多様な文化を持つ世界の人々の保健医療福祉における看護の役割を述べることができる。

〔授業科目内容の概要〕
講義により基礎的な知識を獲得する。また、映像などメディアからの情報をもとに国際看護についての理解を深める。さらに、海外での看護活動経験者による講義を通して、国内で多様な文化的背景を持つ対象者への看護活動を行う看護師からの講義を通して国際看護活動や国際協力の実際を学ぶ。

〔授業計画〕
第1回:国際看護学を学ぶための国際社会と多様な文化の理解 【林田】
第2回:世界の健康問題について(1)世界規模の健康課題と保健医療を支える機関の理解 【林田】
第3回:世界の健康問題について(2)世界と諸国の健康問題への取り組みの理解 【林田】
第4回:世界の看護教育【酒井】
第5回:カンボジアの保健・医療の実際と看護を考える〜海外インターンシップでの体験をもとに〜 【酒井】
第6回:世界の健康問題について(3)国際協力活動と看護 【林田】
第7回:国際看護の実際〜在日外国人と訪日外国人の看護〜【外部講師】
第8回:世界の健康問題について(4)国際協力活動での取り組みの実際〜太平洋島嶼における看護〜 【林田】

〔授業外学修の指示〕
世界の健康問題に関心を持って調べ、レポートに記述できるようにしておく(詳細は授業中に示す)。

〔使用教材〕
『国際化と看護』 編者 大橋一友・岩澤和子,2025年,メディカ出版(ISBN 978-4-8404-8473-2)

〔参考図書〕
適宜講義中に示す

〔成績評価の方法・基準〕
各回の受講態度とリアクションペーパー(授業の感想・要望・意見等)を丁寧に記載し提出(50%)、およびレポート課題(50%)から総合的に評価する。

〔学生へのメッセージ〕
国際社会の動向に目を向け、看護の対象の多様化とニーズの個別性の幅を改めて考えてみよう。

〔教員の実務経験〕
海外での看護教育の経験や国際看護師としての経験を有する教員・講師による授業である。それぞれの経験を活かし、臨地での実体験も示しながら教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕TPN1434

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能)
(6)医療をめぐる問題の国際化に対応できる知識・理解力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能)
(8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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