科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
476220 |
専門科目 |
専門分野 |
4回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
476221 |
国際看護学Ⅱ |
1 |
|
代表担当者名 | |||
林田 麗 |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 1.国際看護・異文化看護についてのより深い知識を獲得する。 2.グローバルヘルスの基本概念の理解を活かし、世界の人々の保健医療のニーズを充足する方法を模索することができる。 3.多文化共生社会における看護についての知見を共有できる。 〔授業科目内容の概要〕 国際看護学Ⅰ(必修科目)での学びを活かし、世界的な健康課題についての取り組みや看護の現状から看護師に期待されている役割について考える。 〔授業計画〕 1.世界の健康課題についての概要(国際看護学Ⅰの振り返り) 2.健康課題を抱える国・地域・文化と医療システム(1)世界的な健康課題解決の方向性と基準 3.健康課題を抱える国・地域・文化と医療システム(2)SDGs3の達成に向けた取り組みとこれからの看護 4.先進国と開発途上国の看護-独立行政法人国際協力機構(JICA)の活動を通して 5.日本における外国人患者への看護-医療通訳とそのシステム 6.国際看護をふまえた看護の対象となる人々の多様性の理解 7.レイニンガーの「文化ケアの多様性と普遍性」(1)理論的枠組みの理解 8.レイニンガーの「文化ケアの多様性と普遍性」(2)サンライズモデルの活用 〔授業外学修の指示〕 講義中に紹介するWHOの資料を読んだり、健康・医療についての海外メディア情報に関心を持ってほしいと思います。 〔使用教材〕 『国際化と看護』 編者 大橋一友・岩澤和子,2025年,メディカ出版(ISBN 978-4-8404-8473-2)(国際看護学Ⅰで使用) 〔参考図書〕 『レイニンガー看護論:文化ケアの多様性と普遍性』 マデリン M.レイニンガー (著),石井 邦子 (訳),1995年,医学書院 〔成績評価の方法・基準〕 課題の内容(60%)に加え、出席状況や受講態度から総合的に評価する(40%)。 〔学生へのメッセージ〕 国際看護に興味がある方、また「海外インターンシップ」の履修を希望している方/していた方/履修した方、さらには「外書講読」の修得者を歓迎します。講義は主に英語で書かれた文献やレイニンガーの著書を用います。討論や発表において自分の考えを積極的に表現することを望みます。 〔教員の実務経験〕 看護師としての実務経験および海外での教育経験を活かし、現場での実体験も示しながら、国際看護を学ぶ意義を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕TPN1434 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (6)医療をめぐる問題の国際化に対応できる知識・理解力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |