科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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477500 |
専門基礎科目 |
社会のしくみと健康 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
477501 |
公衆衛生学 |
2 |
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代表担当者名 | |||
文 鐘聲 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.公衆衛生学の基本的な概念が理解できる。 2.「健康」と「予防」の意味とその指標が理解できる。 3.公衆衛生における諸分野の概要が理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 「健康」や「予防」の概念,そしてその指標について,集団の健康と疫学的視点を習得する。次に,人間を取り巻く自然・環境の様々な要因が集団や個人の健康に及ぼす影響などについて習得する。 〔授業計画〕 第1回 公衆衛生学概論 第2回 健康の指標,各種保健統計 第3回 疫学・予防医学(1)疫学・予防医学概論 第4回 疫学・予防医学(2)各種疫学調査、スクリーニング 第5回 食品保健と栄養生活 第6回 医療と社会保障の制度 第7回 小テスト①,環境の保全 第8回 感染症とその予防 第9回 地域保健活動 第10回 母子保健 第11回 学校保健 第12回 生活習慣病,健康日本21 第13回 精神保健福祉 第14回 産業保健 第15回 小テスト②、難病,健康教育 〔授業外学修の指示〕 公衆衛生学は範囲が非常に広いので,次回講義の予習(教科書をあらかじめ読む)を必ず行ってください。おおよそ1回の講義につき1章進みますが初回授業にて具体的に指示します。予習したことを前提に特に重要な部分を講義します。また,その回の授業が終了したらできるだけその日の夜に30~60分程度復習をしてください。難しそうならその週のうちでかまいません。習ったことの定着につながります。 本科目は,社会との接点が多い科目です。意識的に新聞などをよく読む習慣をつけてください。 〔使用教材〕 清水忠彦,佐藤拓代 編集,わかりやすい公衆衛生学 第4版,ヌーヴェルヒロカワ,2015,ISBN 978-4-86174-066-4 〔参考図書〕 国民衛生の動向,厚生労働統計協会 〔成績評価の方法・基準〕 小テスト(90%), レポート(10%) 〔学生へのメッセージ〕 学生と教員のやりとりを重視し,双方向的な講義にするべく,受動的な態度で臨むのではなく,主体的に講義に取り組みましょう。質問は,講義中,講義後ともに歓迎します。積極的に質問し,テキストを復習することによって講義内容を消化していきましょう。 〔教員の実務経験〕 大阪府内の保健所に非常勤職員として業務に従事していた時の経験を活かし、保健行政の実際について、授業の一部で学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SMP1421 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1) 生命に対する深い畏敬の念と倫理観をもち、幅広く豊かな教養を備え、社会において活動できる。(徳をのばす/態度・志向性) (4) 人間の身体と健康についての科学的視点や専門的知識・技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) |