科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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512300 |
養護教諭免許課程(卒業要件外) |
教職科目 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
512303 |
教職概論(2KND対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
宮村 裕子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)教職の社会的意義や公教育を担う教員の役割について学び、教職に対する理解を深めている。 (2)教職の専門性や教員に求められる資質能力について学び、教職への意欲を高めている。 (3)教員の職務内容やチームとしての学校運営の重要性について学び、多様な人材と連携・協働しながら組織的に諸課題に取り組める、「学び続ける教員」になるための心構えや態度を身に付けている。 〔授業科目内容の概要〕 本授業では、我が国の公教育を担う学校教育における教員の職務や責任等について学び、「教職とは何か」を考える。教職の意義や役割、教員に対する社会的な期待について理解し、子どもや学校現場の状況を理解したうえで、自らが現代の教育課題に対応できる教員となるための意欲や態度を養う。近年の教育政策の動向や教職観の変遷について学ぶことで、教員として「ありたい(なりたい)姿」だけでなく、「どのような教員が求められているか」を理解し、そのために教員志望者として「どのように学ぶべきか」を考える。授業は講義形式を基本とするが、必要に応じてグループ討議や演習等を行い、学生同士の学び合いを促進する。 〔授業計画〕 第1回 イントロダクション―教職への期待 第2回 公教育を担う教職の意義と特徴 第3回 教員の養成と教員免許状―教職観の変遷 第4回 教員の採用と求められる資質能力 第5回 教員の職務(1)―学習指導、授業づくり 第6回 教員の職務(2)―生徒指導、いじめ対応、進路指導 第7回 教員の職務(3)―学校内や学校外機関との連携、チーム学校 第8回 教員の服務(1)―職務上の義務 第9回 教員の服務(2)―身分上の義務①個人情報の漏えい防止 第10回 教員の服務(3)―身分上の義務②ハラスメントの防止 第11回 教員の身分と待遇 第12回 教員のライフサイクルと研修(1)―教員の成長と研修 第13回 教員のライフサイクルと研修(2)―教員の専門性と研修 第14回 教員に対する評価 第15回 教員のメンタルヘルスと職場環境、まとめ 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 授業内容に関連する事項について日頃から関心を持ち、『必携教職六法』を活用して復習を欠かさないこと。 〔使用教材〕 『必携教職六法 2025年度版』(協同出版) ※1回生後期『教育法制論』で使用したもの。 〔参考図書〕 『必携教職六法 2025年度版』(協同出版) ※1回生後期『教育法制論』で使用したもの。 〔成績評価の方法・基準〕 1.定期試験:70%(授業で学修した内容全体が出題範囲となる) 2.受講態度や提出物:30%(授業中の討議などへの取り組みや提出物の状況で確認する) 提出物に対するフィードバックは授業時に適宜行う。 〔学生へのメッセージ〕 「教育法制論(1KND対象)」を事前に履修していることが望ましい。 〔教員の実務経験〕 社会教育行政や教育委員会関連の会議に携わった経験を活かして、具体的な制度や事例を示しながら解説している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕STC1442/STC1242/STC1342 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) |