科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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511700 |
専門基礎科目 |
教育の基礎理論 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
511701 |
教育史 |
2 |
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代表担当者名 | |||
森岡 伸枝 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.人間は歴史的背景のもとでどのように教育を行ってきたのかを分析し、教育の本質を考えられるようになる。 2.資料館や博物館に興味を持ち、子どもにとっての楽しい学びを追究できるようになる。 〔授業科目内容の概要〕 教育の制度や思想などを追い、歴史的な視点から学校、家庭、地域を考えていこうと思います。 〔授業計画〕 第1回 授業のねらい、教育史学の説明 第2回 畿央大学の歴史から未来を考える 第3回 西洋のこども観の歴史(近代) 第4回 西洋のこども観の歴史(中世) 第5回 日本のこども観(江戸) 第6回 絵本にみる日本のこども観(大正) 第7回 教員の実践史について考える-綴り方教育運動- 第8回 古い教科書から昭和初期のこども観をみる 第9回 戦時期の教科書からこども観をみる 第10回 博士になって戦時期の絵本の「実物」に触れよう① 資料館のマナー、古書の取り扱いを学ぶ 第11回 博士になって戦時期の絵本の「実物」に触れよう②「チェキ」で写真を撮り、記録・分析する 第12回 絵本の分析結果をまとめよう①鋭い分析の視点、論理的構成とは 第13回 絵本の分析結果をまとめよう②的確なタイトルと説明文とは 第14回 みんなで手作り新聞を持ち寄り、評価しよう 第15回 まとめ 〔授業外学修の指示〕 西洋および日本の歴史に関する基礎的な知識について高校の教科書などで復習しておくこと。 〔使用教科書〕 『教育の理念と歴史』橋本美保他編、一蓺社、2024年(ISBN 978-4‐86359‐286‐5) 〔参考図書〕 授業中に適宜示します 〔成績評価の方法・基準〕 手作りの新聞の質(70%)、授業内課題提出物の質(30%) 〔学生へのメッセージ〕 教育史は暗記ではなく、資料を徹底的に分析し、考える学問です。時代に適応しながらも、時代に流されない教員になるために、共に古い資料を読み込むことを大事にしていきましょう。将来的には博物館や資料館を活用し、総合学習や調べものの手法やマナーを子どもたちに楽しく伝えられるようになることを目指しています。ですので、皆さんで資料に触れ、チェキで写し、手作り新聞を作成することを行う予定です。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FUP2121 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |