科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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512400 |
専門基礎科目 |
教職の基礎理論 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
512401 |
教育課程論(1E123対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
関口 洋平 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)教育課程の意義とその役割・機能について理解している。 (2)教育課程を編成する際の基本原理と編成の方法について理解している。 (3)カリキュラム・マネジメントの内容とその重要性について理解している。 〔授業科目内容の概要〕 教育課程は教育の原理や内容、方法と関わり、学校教育のありようを大きく規定するものである。本授業では、広く教育課程の意義、役割・機能、編成原理と方法、それから評価に関する基本的なことがらについて、歴史・思想・政策・実践という多様な視点から重層的に理解することをめざす。本授業は講義形式を基本とするが、必要に応じて演習やグループでの討議を通じて進めるため、積極的な授業への参加が望まれる。 〔授業計画〕 第1回 教育課程概念の範囲と射程 第2回 教育課程の編成主体 第3回 教育課程編成の思想と類型①:教育課程の代表的類型 第4回 教育課程編成の思想と類型②:教育課程と教科間の関係 第5回 教育課程編成の原理と構造①:教育課程の編成原理 第6回 教育課程編成の原理と構造②:教育課程の構造 第7回 教育課程の編成:実践に向けた論点整理 第8回 教育課程と学習指導要領①:1947年から1968年までの変遷 第9回 教育課程と学習指導要領②:1977年から1989年までの変遷 第10回 教育課程と学習指導要領③:1998年から2017年までの変遷 第11回 教育課程と評価①:戦後の教育評価 第12回 教育課程と評価②:新たな教育評価 第13回 社会における教育課程:学校教育の役割をどう考えるか 第14回 カリキュラム・マネジメントとその実践 第15回 日本の学校におけるカリキュラムの多様化と課題 〔授業外学修の指示〕 日頃から新聞記事、ニュース等を確認し、日本の教育改革の動向について把握しておくこと。 〔使用教材〕 プリントを配布する。 〔参考図書〕 『よくわかる教育課程』田中耕治編、ミネルヴァ書房、2009年(ISBN978-4-623-05144-1) 『新しい時代の教育課程(第4版)』田中耕司(ほか)著、有斐閣アルマ、2018年(ISBN978-4-641-22107-9) 〔成績評価の方法・基準〕 1.レポート:60%(授業で学習した内容をテーマとする) 2.受講態度:40%(授業で提示される課題用シート等を提出すること) 〔学生へのメッセージ〕 新聞やニュースを通じて日本が抱える教育的課題に対して問題意識をもち、主体的に学修しながら授業に臨んでいただきたい。私語は厳禁とする。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FUP2121 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) |