科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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513930 |
専門基礎科目 |
心理学の基礎 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
513931 |
教育相談(中等) |
2 |
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代表担当者名 | |||
三好 環 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 生徒に寄り添い支援する方法を理解して身につけている。また、発達状況に即し、個々の心理的特性や課題を理解し、支援するために必要な教育相談の基礎知識を理解し、基本的な対応をすることができる。 〔授業科目内容の概要〕 教育相談は、生徒が自己実現に向かい、学校生活の中で集団に適応し,自己理解を深め、好ましい人間関係を築きながら問題解決する力を育み、個性の伸長や人格の成長を支援するための教育活動である。受講生が、一人一人の生徒の心理的特質や教育的課題を適切にとらえ、個人の発するシグナルに気づき把握する方法を理解し、個人的な悩みを受容し傾聴して共感的に理解し、困難を解決できるよう支援し人格の成長を支える力をつけるため、以下の内容で授業を展開する。①教育相談の意義と理論の理解 ②教育相談に必要な基礎知識の理解 ③教育相談の進め方や教育相談体制・連携についての理解 ④ロールプレイ ⑤心情の理解など。 〔授業計画〕 第1回 学校における教育相談とは 第2回 カウンセリングの理論 第3回 カウンセリングの技法 第4回 青年期の発達の理解 第5回 いじめの理解と対応 第6回 不登校の理解と対応 第7回 虐待や自殺への対応、いのちの教育 第8回 少年非行への対応 第9回 発達障害 第10回 心の病への対応 第11回 校内連携・他機関との連携 第12回 教育相談におけるアセスメント①面接 教育相談の進め方 第13回 教育相談におけるアセスメント②心理検査の利用 第14回 家庭の理解と保護者への支援 第15回 これからの教育相談 更なる課題、教師のメンタルヘルス、まとめ 第16回 テスト 〔授業外学修の指示〕 毎回、テキストを予習して授業に臨むことを前提として授業を展開するので予習しておくこと。 復習問題を通じて学習を確かなものにすること。 〔使用教材〕 森田健宏・吉田佐治子編著 『よくわかる教職エクササイズ③ 教育相談 第2版』ミネルヴァ書房 ISBN:9784623081783 配布資料 〔参考図書〕 授業で紹介する。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験70%、提出物(レポート、授業時のミニレポート)30%で評価する。 提出物については後の授業時に説明し、定期試験についてはCEASで所見を配信する。 〔学生へのメッセージ〕 どのような教師になりたいか、生徒や保護者の良い相談相手になるには何が大切なのか、生徒の様々な問題にどう取り組むのか、等をあなたの経験も踏まえて考えながら予習・復習してください。また、授業ではあなたの自身への理解を深めることも狙っています。 〔教員の実務経験〕 高校教諭として教育現場にいた時の経験を活かし、実体験も示しながら教育相談のより良い在り方を受講生と共に共に考えていく。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕UHM2122 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |