科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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520400 |
専門科目 |
認定心理士資格 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
520401 |
心理学基礎実験 |
2 |
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代表担当者名 | |||
西尾 祐美子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1) 心理学における実験的研究の基礎を習得している。 (2) 実験器具の取り扱い,実験で得られたデータの処理・分析方法を理解している。 (3) 実験実習の手続きをマニュアル通りに遂行することによって,実験計画の立案や準備の重要性を実感できる。 (4) 実験レポートを的確に書くことができる。 〔授業科目内容の概要〕 心理学研究を進めるうえで必要とされる実験手法について,実験者および研究対象者(実験参加者)として参加する実習を通して学ぶ。具体的には,①心理学の研究方法,②データ処理の方法,③データの解釈方法,④レポートの作成方法を習得することを目的とする。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション:授業の進め方の説明,心理学実験を含む心理学研究法に関する説明 第2回 心理学実験についての基礎的知識(1):実験の種類と特徴,統計的知識(独立変数と従属変数,記述統計) 第3回 心理学実験についての基礎的知識(2):データのまとめ方,レポートの書き方 第4回 実験レポートの作成方法 第5回 演習「性格の認知」(1):手続きの理解 第6回 演習「性格の認知」(2):データの分析とレポート作成指導 第7回 演習「パーソナルスペース」(1):手続きの理解とデータ収集 第8回 演習「パーソナルスペース」(2):データの分析とレポート作成指導 第9回 演習「投映法の基礎」:手続きの理解, データの分析とレポート作成指導 第10回 演習「自由再生の実施(系列位置効果)」(1):手続きの理解とデータ収集 第11回 演習「自由再生の実施(系列位置効果)」(2):データの分析とレポート作成指導 第12回 演習「ミューラー・リヤー錯視」(1):手続きの理解とデータ収集 第13回 演習「ミューラー・リヤー錯視」(2):データの分析とレポート作成指導 第14回 演習「鏡映描写」(1):手続きの理解とデータ収集 第15回 演習「鏡映描写」(2):データの分析とレポート作成指導 ※なお,進行状況に応じてスケジュールや実験内容等を変更する場合がある。 〔授業外学修の指示〕 各実験ともレポートが課されるので,種目ごとに文献や論文をもとに調べて知識を深める。レポート作成は期日を守りしっかり取り組み,添削されたレポートによっても復習を行う。 〔使用教材〕 「教材心理学[新装版]―心の世界を実験する―」木下冨雄, 上里一郎, 中谷和夫, 難波精一郎, 辻敬一郎 (著), 教養課程心理学教育研究会(編集)ナカニシヤ出版, 2020年,ISBN:978-4779514760 ※実験実施で使用するため、教材は必ず購入しておくこと ※教材に加え、授業内で実験データの処理やレポートの作成指導を行うため、毎回の授業に十分に充電したPCを持参すること 〔参考図書〕 特になし,種目ごとに授業内で提示することがある。 〔成績評価の方法・基準〕 実験レポート:90% 授業参加態度:10% 〔学生へのメッセージ〕 評価はレポートにより行うが,演習科目であるためすべての回に出席・参加することが原則となる。授業時以外にも自分で調べ,レポートを書き進めることで実験レポートを書く力が身につくので,授業への積極的な態度が求められる。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕UHM2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) (9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |