科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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551070 |
専門科目 |
保育対象の理解 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
551071 |
社会的養護演習(2E123対象) |
1 |
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代表担当者名 | |||
吉原 豊 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)子どもの理解を踏まえた社会的養護の基礎的な内容について具体的に学び、施設養護及び家庭養護の実際について理解する。 (2)社会的養護における計画・記録・自己評価の実際について学び、社会的養護に関わる相談援助の方法・技術について理解する。 (3)社会的養護における子ども虐待の防止と家庭支援について理解する。 〔授業科目内容の概要〕 社会的養護における子どもの理解に努め、施設養護及び家庭養護の生活特性及び実際について様々な事例を通して学ぶとともに、ケアワークのみならず社会的養護における支援の計画と記録及び自己評価等の知識や技術についても理解する。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス 第2回 社会的養護における子どもの理解(今、社会的養護に求められていること) 第3回 社会的養護の実施体系(施設養護及び家庭支援の実際) 第4回 援助の実際①アドミッション・ケア〜児童相談所でのインテークから施設入所まで 第5回 援助の実際② 施設入所時の援助 第6回 援助の実際③ 入所1,2ヶ月の援助とアセスメント 第7回 援助の実際④ 自立支援計画の作成と記録・自己評価 第8回 援助の実際⑤ インケア:生活における支援(基本的生活習慣) 第9回 援助の実際⑥ インケア:生活における支援(自己形成・対人関係・社会生活) 第10回 援助の実際⑦ インケア:権利擁護 第11回 援助の実際⑧ インケア:家庭支援 第12回 援助の実際⑨ リービングケア・アフターケア 第13回 課題を抱える児童への支援(被虐待児への支援) 第14回 子ども虐待の予防・防止と家庭支援 第15回 社会的養護の課題と展望 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 子ども虐待や社会的養護の施設(乳児院や児童養護施設等)が掲載された新聞や図書を読んで、社会的養護に関心を持つこと。 〔使用教材〕 特にテキストは使用しない。適宜授業資料を授業開始前に配布する。 〔参考図書〕 『児童福祉施設援助指針』・大阪府社会福祉協議会 児童施設部会 『児童養護施設運営指針』・厚生労働省 〔成績評価の方法・基準〕 最終試験:50%・授業への出席状況及びリアクションペーパー、小レポート提出(記入内容により学習の理解度、参加度を評価する):50% 〔学生へのメッセージ〕 演習は個人ワーク、グループワークを実施するので、積極的に取り組むこと。 〔教員の実務経験〕 児童養護施設に従事している経験を活かし、現場での実体験も示しながら、実際の現場での必要な子どもや職員、保護者との関わりに必要なスキル(コミュニケーション力、観察や記録方法、支援のアプローチ方法等)を個別またはグループで演習課題に取り組みながら社会的養護演習を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕PEC2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) (9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |