教育学部 2025年度版
更新日:2025/04/05
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
551810
専門科目
幼児教育・保育指導法
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
551811
保育内容の指導法「運動遊び」(2E123対象)
2
代表担当者名
上田 恵子
科目内容
〔授業の到達目標〕
①幼稚園教育要領、保育所指導指針等における幼児教育の基本を踏まえ、運動遊びのもつ、自ら健康で安全な生活をつくり出す力や人間関係、コミュニケーション能力の育成について理解している。
②幼児期の心と体の成長は環境によって違い、それを理解し、子どもの人間形成の手助けをすることができる。また、幼児の心を捕え、笑顔にできる。
③運動遊びの特性や幼児の体験との関係を考慮し、情報機器や身近な素材等を活用しながら、保育の構想や指導案を作成できる。また、評価について理解している。
④小学校の教科等とのつながりを理解している。

〔授業科目内容の概要〕
幼児期の発育発達の特徴を理解し、遊びという観点から、楽しく運動し体力づくりを目指す。体を動かすことは楽しいということ、一人遊びではなく友だちと遊ぶことの楽しさを改めて理解し、指導者の立場から子ども目線を大切に指導し、指導力と実践力を養う。授業では、実際に、昔遊びや器具を使っての遊び、模擬保育などに取り組み、学生自身が主体的に遊びを構想できるようにする。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション
第2回 幼児期における運動遊びの意義
第3回 幼児の遊びを通して学ぶ
第4回 幼児の多様な動き、伝承遊び
第5回 屋外運動遊びの特徴と実践例
第6回 屋内運動遊びの特徴と実践例
第7回 年齢別運動遊びの工夫(3歳児・4歳児)
第8回 年齢別運動遊びの工夫(5歳児)
第9回 幼児との関わり方と指導の工夫
第10回 グループワーク:運動遊びプログラムの企画
第11回 模擬保育① 3歳児
第12回 模擬保育② 4歳児
第13回 模擬保育③ 5歳児
第14回 運動遊びプログラムの事例研究
第15回 振り返り、学修のまとめ


〔授業外学修の指示〕
・指導案作成や模擬保育に向けて資料収集や教材作成を計画的に行うこと。
・体育館の授業では、トレーニングウェア・室内シューズを用意する。

〔使用教材〕
・適宜、プリントを配布する。

〔参考図書〕
・幼児期運動指針ガイドブック 文部科学省
・子どもの運動遊びバイブル 香村 恵介 著者

〔成績評価の方法・基準〕
・授業小レポート(40%)、模擬保育(20%)、授業に対する姿勢(40%)

〔学生へのメッセージ〕
・幼児期に何を育てる事が大切かを考えながら、自ら体を動かし体験することで子どもの目線に立ち、幼児の遊びに関心を持ち、
怪我のないよう授業に出席すること。
・遅れての課題提出は受理しない。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MEC2132

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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