科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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552500 |
専門科目 |
養護に関する科目 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
552501 |
衛生学 |
2 |
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代表担当者名 | |||
北田 善三 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)青年期以降の健康課題と疾病の特徴について理解している。 (2)地域の保健、医療などの関係機関について理解している。 〔授業科目内容の概要〕 「衛生」とは生命や生活を保護し守っていくという意味であり、衛生に関する知識や技術の体系が衛生学である。学校における養護教諭の主な職務として、感染症予防など学校保健に関すること、環境衛生に関することなどがあり、その多くが衛生学で学ぶことである。本授業では、将来学校現場で適切に児童・生徒を指導できるための基礎を学習する。 〔授業計画〕 第1回 健康の概念 第2回 公衆衛生の概念 第3回 公衆衛生と予防医学の歴史 第4回 環境と健康 第5回 保健・人口・傷病統計 第6回 疫学の概念 第7回 疫学の方法 第8回 スクリーニングの意義と精度 第9回 生活習慣の現状と対策 第10回 主要疾患の疫学~生活習慣病など~ 第11回 主要疾患の疫学~感染症など~ 第12回 保健・医療・福祉の制度 第13回 地域保健と母子保健 第14回 学校保健 第15回 高齢者保健と産業保健 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 衛生学に関連する多くのことが、普段私たちが目にするインターネットやテレビ、新聞などで報道されているので、日頃から社会の変化に関心を持つことが衛生学の学修につながる。 〔使用教材〕 『カレント社会・環境と健康 三訂公衆衛生学』北田善三・須崎尚編著 建帛社(ISBN 978-4-7679-0756-7) 〔参考図書〕 清水忠彦・佐藤拓代編集 『わかりやすい公衆衛生学』 ヌーベルヒロカワ ISBN:978-4-86174-066-4 厚生統計協会編『国民衛生の動向』 2024/2025 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験(70%)、授業に対する姿勢・小試験(30%)で評価する。 〔学生へのメッセージ〕 養護教諭を目指す皆さんにとって、衛生学で学ぶ内容は今後児童・生徒を指導していくうえでの基礎となるものです。社会の動きにも関心を持ちながら授業に臨むように。 〔教員の実務経験〕 地方自治体の保健環境分野の研究所での試験・研究、地方自治体の環境分野での行政、製薬会社での新薬開発、小学校・高等学校での環境衛生測定などの実体験を示しながら、養護教諭として学校で求められる知識と技術を教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FSH2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) |