科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
---|---|---|---|
552910 |
専門科目 |
養護に関する科目 |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
552911 |
解剖生理学A |
2 |
|
代表担当者名 | |||
前原 佳代子 |
科目内容 |
---|
〔授業の到達目標〕 心身の構造と機能について体系的に理解している。具体的には、命を維持するしくみ(呼吸、循環、消化、代謝やホメオスターシスなどに関わる器官の構造と機能)、身体を防御し適応するしくみ(皮膚、免疫に関わる器官の構造と機能)を理解している。子どもの健康課題や病態の特徴を理解するために必要な基礎知識を身につけている。 〔授業科目内容の概要〕 養護実践を進めるに当たり必要になる心身の正常な構造と機能について学ぶ。人体を構成する細胞・組織、しくみについては器官系別に循環器系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、血液・免疫系、皮膚の構造と機能を学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 人体の基本構造-細胞 第2回 人体の基本構造-組織 第3回 循環器系-心臓の構造と機能 第4回 循環器系-血管、血圧とその調節機構 第5回 呼吸器系-呼吸器系の構成 第6回 呼吸器系-呼吸器のはたらき 第7回 授業内テスト、消化器系-概要 第8回 消化器系-口腔、咽頭、食道、胃 第9回 消化器系-小腸、大腸 第10回 消化器系-肝臓、胆嚢、膵臓 第11回 泌尿器系-腎・尿路系の構成 第12回 泌尿器系-腎臓のはたらき 第13回 血液 第14回 免疫系 第15回 皮膚の構造と機能、体温の調節 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 授業外での予習・復習を欠かさない。 授業前に、教科書や参考図書などを読み、理解したことをノートにまとめて授業に参加する。 授業後に、新たに学んだことや学び直したこと、疑問を調べて学んだことをノートにまとめる。 〔使用教材〕 『なるほどなっとく!解剖生理学 改訂3版』 多久和典子・多久和陽 著、南山堂 2023年(ISBN 978-4-525-12163-1) 授業資料を適宜配布 〔参考図書〕 『からだがみえる 第1版』 安藤雄一 他 監修、メディックメディア 2023年(ISBN 978-4-89632-896-7) 『系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能[1] 解剖生理学 第11版』 坂井建雄 他 著、医学書院 2022年(ISBN 978-4-260-04687-9) 『人体機能生理学 改訂第5版』 宮﨑俊一 他 著、杉晴夫 編、南江堂 2009年(ISBN 978-4-524-25364-7) 『トートラ 人体解剖生理学 原著11版』 GJトートラ 他 著、佐伯由香 他 編訳、丸善出版 2020年(ISBN 978-4-621-30539-3) 〔成績評価の方法・基準〕 1.定期試験および授業内テスト:45%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする) 2.提出物:40%(ノートまとめを評価する) 3.授業に対する姿勢:15%(授業中のグループワークや発表など授業への積極的な参加を評価する) 〔学生へのメッセージ〕 児童・生徒の健康課題に対応できるよう修得に努めよう。教科書、参考図書、視聴覚教材などを活用し、授業での協働的な学びと時間外学修を通して、人体の構造と機能についてよく考えて自らの学びを深めよう。 授業内容を理解するためには、高校の生物基礎の知識が必要になる。これらの知識が不足している場合は、授業に参加する前に高校の教科書などを活用し復習するなど、事前に準備をするとよい。 〔教員の実務経験〕 医師、研究者としての業務経験を活かし、解剖学・生理学を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FSH2131 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能) |