科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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553700 |
専門科目 |
教科指導法 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
553701 |
算数科指導法 |
2 |
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代表担当者名 | |||
佐藤 学 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)算数教育の目標と内容構成に関する授業づくりの基礎を習得し、協働的な学びを通して実践的に理解することができる。 (2)算数教育における課題を理解し、学習指導案作成や模擬授業を通して改善を試みることができる。 〔授業科目内容の概要〕 算数教育における歴史的変遷と課題の理解を通して、児童の反応・教師による発問・教材開発等に焦点を当てながら授業づくりの基礎を培う。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション/算数教育における課題 第2回 単元目標及び評価規準の書き方 第3回 教材観・児童観・指導観の書き方 第4回 単元計画における学習活動と指導上の留意点の書き方 第5回 ビデオ視聴Ⅰ-授業改善の視点- 第6回 授業ビデオ視聴Ⅱ-発問の吟味と児童の反応- 第7回 「A数と計算」領域の本時案作成と検討 第8回 「A数と計算」領域の模擬授業と検討 第9回 「B図形」領域の板書案作成と検討 第10回 「B図形」領域の模擬授業と検討 第11回 「C変化と関係」領域の板書作成と検討 第12回 「C変化と関係」領域の模擬授業と検討 第13回 授業ビデオ視聴Ⅲ-学習指導案作成の在り方とポイント- 第14回 「Dデータの活用」領域の本時案・板書作成と検討 第15回 「Dデータの活用」領域の模擬授業と検討 〔授業外学修の指示〕 ・インターンシップやボランティア等で学校現場に行った際には、算数科学習指導案の収集をすることが望ましい。 ・今後の教育実習や教員採用試験等に向けて、算数教育に関する諸問題に関心をもち、文献と資料を読んでほしい。 〔使用教材〕 ・『わくわく算数』第3学年(上)、新興出版社啓林館、2024年(ISBN978-4-402-04722-1) ・『わくわく算数』第6学年、新興出版社啓林館、2024年(ISBN978-4-402-04725-2) ・『小学校学習指導要領解説(平成29年告示)算数編』、日本文教出版、2019年(ISBN978-4-536-59010-5)※算数科概論で購入済か無料ダウンロード済を使用する。 〔参考図書〕 ・必要に応じて、講義中に資料を紹介、適宜配付する。 〔成績評価の方法・基準〕 1.単元目標・評価基準(5点):5% 2.教材観・児童観・指導観(5点):5% 3.指導上の留意点(5点):5% 4.本時案(10点×4回):40点 5.模擬授業と検討への取組(10点×4回):40% 6.授業における活動と発表への取り組み:5% なお,欠席5回までを評価対象とする。 〔学生へのメッセージ〕 ・自分が教壇に立つ姿をイメージしながら取り組みましょう。 ・細かなステップを踏んで学習指導案作成に取り組むこと、協働的に学び合うことを大切にして行います。 ・原則、体験的な活動を中心に対面授業で実施しますが、学修内容によってオンデマンド授業を組み合わせて行います。 〔教員の実務経験〕 国公立小学校における教員としての勤務経験。有識者として県教育委員会や県内外の小中高への指導に従事していた経験、文部科学省における調査等に関する委員の経験を活かし、算数・数学科の児童生徒の実態や課題と数学的問題解決の取組について学生に具体的に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MSS2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |