科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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556100 |
専門科目 |
教科に関する科目 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
556102 |
音楽科概論(1Eb対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
渡邊 真一郎 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 ・音楽を形づくっている構成要素の働きを理解することができる。 ・音楽を形づくっている構成要素の働きを知覚し、それらが生み出す特質を感受することができる。 ・曲想と音楽の構造などとの関わりについて理解し、その観点から教材を解釈することができる。 〔授業科目内容の概要〕 音楽を成立させている構成要素の働きの基本的な理解の習得を目指す。音楽的な見方・考え方を養うために、音楽をつくる、演奏する、音楽を聴くといった演習を交えて講義を行う。第4回〜第13回は音楽の成立とその原理、音楽の諸要素についての理解、その学修を基に第14回は教材研究を行う。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション 音楽科の目標・音楽科で育成する資質・能力 第2回 音楽を形づくっている要素①−拍・拍子・リズム 第3回 音楽を形づくっている要素②−音色 第4回 音楽を形づくっている要素③—音の高低 第5回 音楽を形づくっている要素④—呼びかけとこたえ 第6回 音楽を形づくっている要素⑤—音の進み方・旋律 第7回 音楽を形づくっている要素⑥—日本の音階 第8回 音楽を形づくっている要素⑦−音楽の縦と横の関係 第9回 音楽を形づくっている要素⑧−音の重なり・和音の響き 第10回 音楽を形づくっている要素⑨−短調・長調 第11回 音楽を形づくっている要素⑩−音階・調性 第12回 音楽づくりの授業 第13回 音楽の成立 第14回 教材研究 第15回 教科内容 第16回 筆記試験 〔授業外学修の指示〕 授業の理解度を測るアセスメントシートへの回答、配付資料を整理して貼付したノート作成を毎時間の課題とする。アセスメントシートは次回授業で解説を行うため、解説を踏まえて音源を再度聴く、課題を再度解くなどの復習を行うことを推奨する。毎回の授業で配布する資料をまとめるノートの提出を求めることがある。 〔使用教材〕 『小学校学習指導要領解説(平成29年告示) 音楽編』文部科学省、2017年、東洋館出版(ISBN:9784491034652) 授業用資料を配布する。 〔参考図書〕 『三訂版 小学校音楽科の学習指導―生成の原理による授業デザイン』清村百合子・小島律子監修、2018年、あかつき図書出版(ISBN:9784908255748) 『生成を原理とする21世紀音楽カリキュラム 幼稚園から高等学校まで』日本学校音楽教育実践学会編2006年、東京書籍(ISBN:4487801575) 『音楽教育実践学事典』日本学校音楽教育実践学会編、2017年、音楽之友社(ISBN:9784276321458) 〔成績評価の方法・基準〕 ・筆記試験:60%(授業で学修した内容全体を出題範囲とする) ・提出物(アセスメントシート・課題プリント):20%(授業後に課す学修確認シートの提出、課題) ・教材レポート:10% ・講義への参加態度:10%(授業中の質問や応答の適切性、音楽活動及び学生同士の議論への参加度・貢献度、ノートの整理度を評価する。なお、私語や無断退室など受講上望ましくない行為に対してはマイナス評価を与える) 〔学生へのメッセージ〕 「音楽科指導法」を履修する人はできるだけ受講し、音楽科の教科内容及び指導内容の用語が理解できるようにしておくことが望ましい。また、学修した内容は、「ピアノ入門演習A」「ピアノ入門演習B」などの実技科目で活用できる知識・技能となるよう、音楽表現科目の学修内容と関連させながら授業に臨むようにしよう。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕CSS2131 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |