科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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556450 |
専門科目 |
教科に関する科目 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
556451 |
算数学 |
2 |
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代表担当者名 | |||
横 弥直浩 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 小学校の算数から中学校・高等学校の数学までの内容について、関連性や発展性および数学的な考え方を明らかにし、教材の理解とおもしろさを考察し、問題解決を通して解法を習得し、協働的な取り組みや論理的な思考を深めることができる。 〔授業科目内容の概要〕 算数・数学科に関する教育内容についてその意義を考え、算数の「数と計算・図形・変化と関係・データの活用」から数学の「代数・幾何・解析・統計分野」に発展していく内容を捉え、問題解決を通して数学的な思考を深める。 〔授業計画〕 第1回 イントロダクション:「算数とは何か、数学と何が違うのか」 第2回 数と計算に関する問題Ⅰ(自然数から複素数) 第3回 数と計算に関する問題Ⅱ(計算の規則、鶴亀算) 第4回 図形に関する問題Ⅰ(円、円周率) 第5回 図形に関する問題Ⅱ(三角形、面積) 第6回 変化と関係に関する問題Ⅰ(表、式、グラフ、座標) 第7回 変化と関係に関する問題Ⅱ(比例・反比例) 第8回 データの活用に関する問題Ⅰ(代表値) 第9回 データの活用に関する問題Ⅱ(散らばり) 第10回 数学化する問題、統合・発展する問題 第11回 総合問題Ⅰ(教採問題の視点) 第12回 総合問題Ⅱ(中学校入試問題の視点) 第13回 総合問題Ⅲ(学生によるおもしろい問題の視点) 第14回 総合問題Ⅳ(学生による難しい問題の視点) 第15回 算数の授業と数学の授業について 〔授業外学修の指示〕 他者の解決方法から学んだり、正答のみならず誤答の理由についても理解を深めたりしながら、授業で取り上げた数と計算・図形・変化と関係・データの活用について進んで復習をすることが望ましい。 〔使用教材〕 文部科学省「中学校学習指導要領解説『数学編』」平成30年3月,日本文教出版,ISBN978-4-536-59012-9 〔参考図書〕 文部科学省・国立教育政策研究所、「全国学力・学習状況調査報告書 小学校算数」 文部科学省・国立教育政策研究所、「全国学力・学習状況調査報告書 中学校数学」 教員採用試験対策(数学) 〔成績評価の方法・基準〕 1.授業における活動と発表への取り組み:45% 2.振り返りと課題提出:55%(出席できなかった場合の取組を含む) 〔学生へのメッセージ〕 主体的に数学的問題解決をしたり、他者の解決方法を理解したりするなど協働的に取り組み、探究する姿勢を身に付けましょう。 〔教員の実務経験〕 県立高等学校および国立中等教育学校における教員としての勤務経験、大学生への教育実習での教科指導、大学での教科教育法の指導などの経験を活かし、数学科における生徒の実態や課題、数学的問題解決の取組について学生に具体的に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FSS2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (8)生涯にわたって自律的に学び続け、教育者として自ら成長していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |