科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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557800 |
専門科目 |
教科に関する科目 |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
557808 |
ピアノ実践演習A(3E34対象) |
1 |
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代表担当者名 | |||
衛藤 晶子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 グループレッスンやアンサンブル活動を通して、子どもが表現するとはどういうことかを理解し、保育士や幼稚園教諭・小学校教諭に必要な弾き歌いや伴奏のピアノ演奏技能を身に付けることができる。 【全体授業】アンサンブル活動に必要な知識・技能を理解し、それらを活用してアンサンブル(グループ合奏)をすることができる。 【グループレッスン】弾き歌いや基本的な伴奏づけの活動を通して、演奏についての相互批評を行い、演奏の改善につなげることができる。 〔授業科目内容の概要〕 受講生をピアノ経験の状況によって大きく2つの集団に分け、ML(ミュージックラボラトリー)システム(以下MLと略)を用い、集団による全体授業と小グループによるピアノグループレッスンを隔週で行う。MLによる全体授業では、和音記号、コードネーム、伴奏型などの学習を通して、ペアやグループでパートの役割を考えたアンサンブル活動を行う。グループレッスンでは、4〜5人のグループで弾き歌いを中心に、互いに批評しながら人前で演奏する。 〔授業計画〕 第1回 ML授業(1)主要三和音とコードネーム 第2回 グループレッスン(1) 弾き歌い曲 第3回 ML授業(2)マイナーコード・セブンスコード 第4回 グループレッスン(2) 弾き歌い曲 第5回 ML授業(3)伴奏型 第6回 グループレッスン(3) 弾き歌い曲 第7回 ML授業(4) パートの役割① 主旋律・和音・低音の重なり 第8回 グループレッスン(4) 弾き歌い曲 第9回 ML授業(5) パートの役割② 副次的旋律 第10回 グループレッスン(5) 弾き歌い曲 第11回 ML授業(6) 課題曲によるアンサンブル 第12回 グループレッスン(6) 弾き歌い曲 第13回 ML授業(7) アンサンブル発表会 第14回 グループレッスン(7) 弾き歌い曲 第15回 グループレッスン実技発表会 〔授業外学修の指示〕 毎回課題が出されるため、授業前日や当日の練習にならないよう普段からの練習が必須条件である。積極的に練習して弾き歌いのレパートリーを増やし、コードを見て伴奏ができる、簡単なアレンジができるなど、日頃から意識してピアノを弾くことが求められる。 〔使用教材〕 「ピアノ入門演習A・B」で使用していた教材、適宜プリント配布 幼稚園教諭免許・保育士資格取得予定者 『こどものうた200』チャイルド社(1975)小林 美実 ISBN:978-4805481004 『続 こどものうた 200』チャイルド社(1996)小林 美実 ISBN:978-4805400029 『改訂 ポケットいっぱいのうた』教育芸術社(2012)鈴木恵津子・冨田英也編 ISBN: 978-4877884857 小学校教諭免許取得予定者 『改訂 ポケットいっぱいのうた』教育芸術社(2012)鈴木恵津子・冨田英也編 ISBN:978-4877884857 『小学校教諭のための 歌唱共通教材ピアノ伴奏集 選べる3ステップ 映像QRコード付き』学研プラス(2019)大海由 佳・古谷和子・長谷川恭子編曲 ISBN:978- 4051541958 〔成績評価の方法・基準〕 全体授業(MLによる授業):アンサンブルの発表、レポート、課題への取り組み態度40% グループレッスン:弾き歌いの実技試験40% 課題への取り組み状況20% 〔学生へのメッセージ〕 保育士や幼稚園教諭、小学校教諭に必要な演奏技能や指導技術を習得するとともに、子どもが表現する過程を追体験することがねらいとなるため、必要性を感じて積極的に練習する心構えをもって受講することが望まれる。教員採用試験対策だけでなく、教職に就いてからも演奏技能を活かすつもりで受講してほしい。なお、受講人数や経験によってシラバス内容が変更になる場合がある。 教室の学修環境を踏まえ受講生は36名を上限とする。 1.保育士必修科目であるため、保育士資格取得予定者を優先する。 2. 人数が定員を超過した場合は抽選を行う。 〔教員の実務経験〕 教諭、ピアノ講師、ピアノ奏者としての実務経験を有する教員がそれぞれの経験を活かし、音楽表現に必要なピアノ演奏技能及び基本的な音楽理論を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕PEC2133 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2) 人間を総合的に理解し、修得した専門的知識と技術をもって健康と教育に関する諸課題に適切に対応できる。 |