科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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411310 |
教養科目 |
人間と社会 |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
411312 |
心理学概論(1ND対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
伊﨑 翼 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 心理学とは「こころ・行動」また「ひと」とは、を研究する学問である。人の知覚や認知、行動などにおいて、人の「こころ」がどのように働き、どのような影響を与えているかを理解し、心理学に関する基礎的な知識を身につけることを授業目標とする。 〔授業科目内容の概要〕 私たちは、個人内,個人対環境、個人対個人、個人対社会・集団等の関係の中で生きている。その関係の在り方に、個人が何を感じ、何を考え、どのような態度・行動を示し、どのような評価・受け止め等をしながら、生活を送っているのかを様々な角度から学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション・心理学の概要 第2回 心理学の歴史,心理学の研究法 第3回 生涯発達①:発達とは,遺伝と環境,発達課題,知能・言語の発達 第4回 生涯発達②:自我・道徳性・社会性・対人関係の発達 第5回 パーソナリティ:個人差を理解する,測定法,知能検査 第6回 認知:認知情報処理,感覚と知覚,注意のメカニズム 第7回 学習:条件づけ,報酬と罰,学習性無力感,社会的学習 第8回 情動と動機づけ①:行動を駆り立てる内的過程 第9回 情動と動機づけ②:情動の理論,ストレスとメンタルヘルス 第10回 社会の中の個人①:個人内過程,他者が存在することの影響 第11回 社会の中の個人②:社会的比較,認知的不協和理論,自己過程 第12回 対人関係・集団①:対人行動,対人コミュニケーション,社会的スキル 第13回 対人関係・集団②:対人関係,ソーシャル・サポート,心の痛み 第14回 脳と行動:知・情・意の中枢,脳の機能区分,生体リズムと睡眠 第15回 まとめ 〔授業外学修の指示〕 心理学に関する専門的な用語が多く出てきます。毎回配布する資料や参考書をもとに,復習を欠かさず行ってください。 〔使用教材〕 教科書:特に指定はしません。毎回配布する資料を使って復習をしてください。 なお、毎回の授業資料はOpenCEAS上に用意します。 〔参考図書〕 心の科学・生和秀敏編著・北大路書房・ISBN:4762823112 〔成績評価の方法・基準〕 1.最終レポート:70% 2.小テスト:30%(毎回、授業の終わり実施する小テストの成績) 〔学生へのメッセージ〕 心理学はみなさんの身近なテーマを扱う学問ではありますが,専門用語は多く,覚えることが大変かもしれません。普段の生活や自分の行動を思い浮かべながら授業を聞いてみると,より楽しんで学習に取り組むことができると思います。 〔教員の実務経験〕 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕PES0011 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1) 生命に対する深い畏敬の念と倫理観をもち、幅広く豊かな教養を備え、社会において活動できる。 (2) 人間を総合的に理解し、修得した専門的知識と技術をもって健康と教育に関する諸課題に適切に対応できる。 |