科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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415200 |
教養科目 |
自然・科学と人間 |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
415201 |
生命科学入門 |
2 |
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代表担当者名 | |||
河村 悟 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 私達が「生きている」のは、様々な生命活動のおかげである。本講義で取りあげる幾つかの生命活動について、その仕組みの概略を知り、それらを通じて生命活動の元となっている基本的な仕組みを理解している。 〔講義科目内容の概要〕 生命活動の理解に必要な基礎的知識を学ぶとともに、代表的な活動を取りあげ、現象の説明とともに、どの様な仕組みによってその生命活動が引き起こされるのかを解説し、より深い理解を目指す。 〔講義計画〕 第1回 細胞の成り立ち 第2回 細胞を構成する分子1-脂質、糖、塩基 第3回 細胞を構成する分子2-アミノ酸、蛋白質 第4回 エネルギー代謝 その1(解糖系など) 第5回 エネルギー代謝 その2(電子伝達系など) 第6回 遺伝情報1-DNAの構造と働き その1 (転写、翻訳) 第7回 遺伝情報1-DNAの構造と働き その2 (翻訳、修復) 第8回 遺伝情報2-細胞の分裂とDNA複製 その1(細胞周期;DNA複製) 第9回 遺伝情報2-細胞の分裂とDNA複製 その2(遺伝子操作技術) 第10回 遺伝情報3-減数分裂、有性生殖 第11回 発生と分化 第12回 免疫/内分泌/自律神経 その1(免疫の仕組み) 第13回 免疫/内分泌/自律神経 その2(免疫の多様性・内分泌系と自律神経系の役割分担) 第14回 神経の興奮1-興奮のメカニズム 第15回 神経の興奮2-興奮の伝導と伝達のメカニズム 〔授業外学修の指示〕 配布されるテキストを参考に、予習・復習を行うこと。テキストでは出来るだけ解説が加えられているが、分からない個所・専門用語などは参考書などで調べることが望ましい。 〔使用教材〕 担当教員が作成したテキストを配布する。 〔参考図書〕 ・『生命科学』東京大学生命科学教科書編集委員会(羊土社)(ISBN978-4-7581-2000-5) ・『Essential 細胞生物学』中村桂子/松原謙一/榊佳之/水島昇 監訳(南江堂)(ISBN978-4-524-26214-5) など。 〔成績評価の方法・基準〕 ・5回の講義ごとに合計3回実施する予定の小テストによる得点で評価する(100%)。3回の合計で100点満点とし、60点以上を合格とする。小テストの実施日時は最初の講義で通知するが、5, 10, 15回目の講義が終わった週末、土曜午後から日曜夜にかけてOpenCEAS上で実施する予定である。各回のテスト範囲はテスト直前の講義の最後に通知する。なお、講義でのみ解説する内容からの出題も多いので注意すること。 ・各小テスト終了後に正答を公表するので、それを参考にして各自で理解を深めて欲しい。 〔学生へのメッセージ〕 ・驚くべき精巧な仕組みが実にうまく組み合わさって我々の生命活動が成り立っていることを理解して貰えれば嬉しい。 ・本講義を、日常接する生命科学関連ニュースの理解に役立てて欲しい。 ・知識の積み重ねが必要なので毎回の授業内容をその都度理解することが望ましい。 ・都合により、受講人数を最大200人とする。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕NSP0011 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1) 生命に対する深い畏敬の念と倫理観をもち、幅広く豊かな教養を備え、社会において活動できる。 (2) 人間を総合的に理解し、修得した専門的知識と技術をもって健康と教育に関する諸課題に適切に対応できる。 |