専攻科 2025年度版
更新日:2025/04/05
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
780500
助産学関連領域
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
780501
母子の食育実践
1
代表担当者名
中谷 友美
科目内容
〔授業の到達目標〕
1.妊産婦や乳幼児の理想的な食生活を理解している。
2.妊産婦の食生活上の課題とその背景を理解している。

〔授業科目内容の概要〕
親の食事は本人のみならず子どもの健康と食習慣にも影響する。助産師として妊産婦・授乳婦や乳幼児の食生活に関する基礎的な知識を習得し、各ライフステージで必要な食育について学ぶ。さらに、知識を生活に落とし込むため、調理実習を行う。

〔授業計画〕
第1回 望ましい食生活・食事
第2回 栄養と食品に関する基礎的知識
第3回 妊娠期・授乳期の栄養管理
第4回 食生活・食事改善のための基礎的知識
第5回 食生活支援のための調理① 調乳
第6回 食生活支援のための調理② 減塩の工夫
第7回 食生活支援のための調理③ 鉄を多く含む料理
第8回 保健指導における栄養・食事支援の検討

〔授業外学修の指示〕
授業前にテキストを見ておくこと。授業は事前に予習できているものとして進めます。

〔使用教材〕
『いちばんわかりやすい 栄養学の基本講座』川端 輝江/監修、成美堂出版(ISBN:978-4-416-33244-4)

〔参考図書〕
『母乳育児支援スタンダード 第2版』NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会/編、医学書院(ISBN:978-4-260-02070-1)
『エビデンスをもとに答える 妊産婦・授乳婦の疑問92』 堀内成子、南江堂(ISBN:978-4-524-26177-2)
『産前・産後のクラスでそのまま使える母親学級パワーアップガイド』 島田啓子、メディカ出版(ISBN:978-4-8404-3374-7)

〔成績評価の方法・基準〕
受講態度 :20%(授業中の質疑応答や授業への積極的参加態度を評価)
提出物 :80%

〔学生へのメッセージ〕
母親への食育は子の食育につながり、生涯の心身の健康づくりに大変重要です。
自分の食生活や食行動を振り返る機会を設けますので、まずは自身の健康づくりに取り組んでください。また、妊娠期・産褥期の保健指導では、自身の食生活の経験が活きてきます。机上の空論にならないよう、日々の食事に関心を持つようにしてください。
履修に関して留意すること
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)母子をとりまく社会のニーズや、産科医療の高度化並びに助産ケアの多様性に対応できる。
(4)保健・医療・福祉チームとの連携を図り、地域社会に貢献できる。
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