科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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820700 |
専門科目 |
2回生 後期 |
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授業コード | 科目名 | 単位 | |
820701 |
健康教育特論(運動と栄養) |
2 |
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代表担当者名 | |||
永澤 健 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)健康教育における科学的根拠の重要性を理解することで、健康情報を検索・収集・分析する能力を身につけ、それを健康教育に活用できる。 (2)運動および栄養科学の専門的知識と技能を獲得することで、幅広い視点から健康問題について考察する能力を身につけている。 〔授業科目内容の概要〕 本講義では、医学研究論文の質の評価法を学習し、健康教育における科学的根拠(エビデンス)の重要性を理解することで、健康教育に必要な情報を検索・収集・分析する能力を身につけることを目標とする。さらに運動科学と栄養科学を中心として健康教育に対する学修を進めることで、幅広い視点から健康問題を捉えて、児童・生徒における健康課題の実践的解決法の修得を目指す。運動科学では健康づくりのための身体活動・運動、健康づくり運動処方、運動と栄養教育、運動前後の栄養補給法などについて学ぶ。さらに、栄養科学では小児の栄養と食生活を軸に、特別な配慮を要する子どもへの栄養教育、おいしさの要因や食品の調理特性、世界の栄養問題などについて学ぶことで、運動および栄養科学の専門的な知識を獲得する。 〔授業計画〕 第1回 健康教育と科学的根拠、健康情報の収集と健康教育への活用(永澤健) 第2回 世界を取り巻く食環境の変化(米田武志) 第3回 世界の栄養問題とその対策(米田武志) 第4回 小児の栄養と食生活(村木悦子) 第5回 疾病および体調不良の子どもへの栄養教育(村木悦子) 第6回 食物アレルギーのある子どもへの栄養教育(村木悦子) 第7回 おいしさの要因や食品の調理特性(岩田恵美子) 第8回 食品の調理特性を利用した料理(製品)の検討(岩田恵美子) 第9回 運動と栄養教育(永澤健) 第10回 運動による筋肉づくり、運動時の補食(永澤健) 第11回 運動と身体組成、サプリメントの現状と問題点(永澤健) 第12回 運動時のエネルギー補給、運動による骨代謝変化(永澤健) 第13回 運動性貧血、運動栄養学の研究手法(永澤健) 第14回 運動と発育発達、子どもの運動と健康教育(永澤健) 第15回 身体活動・運動と健康教育、健康づくり運動処方(永澤健) 〔授業外学修の指示〕 講義に該当する内容について参考図書を用いて講義前に学習すること。 講義後は、使用教材および参考資料を用いて講義内容を復習して知識を整理しておくこと。 〔使用教材〕 プリント等を適宜配布する。 〔参考図書〕 『健康日本21(第二次)』『健康日本21(第三次)』(厚生労働省) 『国民健康・栄養調査(令和元年)』(厚生労働省) 『日本人の食事摂取基準(2020年版)』(厚生労働省) 『食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2017』(食物アレルギー研究会)『健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023』(厚生労働省)全てホームページからダウンロード可能 その他,運動科学および栄養科学に関する学術論文を随時紹介する。 〔成績評価の方法・基準〕 授業への取組み姿勢30%,レポート70% 〔学生へのメッセージ〕 運動と栄養に関わる健康情報を常に収集する姿勢を持つことを望みます。 |
履修に関して留意すること |