| 科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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461900 |
専門科目 |
アパレル・造形 |
3回生 前期 |
| 授業コード | 科目名 | 単位 | |
461901 |
アパレル構成実習Ⅲ |
2 |
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| 代表担当者名 | |||
村田 浩子 |
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| 科目内容 |
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| 〔授業の到達目標〕 衣服の平面構成法について学ぶとともに、平面構成法でできている着物の形状について製作を通してより理解する。 また染織の基礎知識及び歴史を学び日本の民族衣装である着物に関心を持つことができる。 〔授業科目内容の概要〕 衣服の構成方法には、大別して平面構成(和服)と立体構成(洋服)が存在する。これらの衣服形態は、構成上の特徴からさらに、布帛を裁断や縫製を施さず身体に巻きつけたり掛けたりする「懸衣」、体幹部をゆったりと包む「寛衣」、身体のラインに沿うように構成された「窄衣」に分類される。本授業では、これらの分類のうち、特に寛衣に位置づけられる日本の民族衣装「着物」を対象とし、その構造的特性と文化的背景を、理論と実習の両面から学ぶ。 具体的には、着物の成立と変遷、生活文化の中での役割、染織の産地とその特徴(素材・技法・意匠の違い)などを取り上げ、着物を理解するための基礎知識を整理する。そのうえで、実際に着物の製作に取り組み、反物の扱い方、裁ち方の考え方、寸法の取り方、縫製工程、仕立ての要点などを通して、平面構成の原理を体験的に理解する。製作過程では、直線裁ちを基本とする構成の合理性、布幅を活かした設計、ゆとりの取り方、着付けによって形が成立するという特徴など、洋服の立体構成とは異なる視点から衣服を捉える力を養う。 さらに、衣服構造に関する理論的側面と製作実習を組み合わせることで、平面構成がもつ独自の幾何学的原理や、美的特性(直線構成が生むシルエット、柄合わせ・配分、所作と衣服の関係等)を探究する。これにより、学生は伝統的衣服に対する学術的理解を深めると同時に、和裁技術を通して日本文化の奥深さに触れ、現代の衣服設計やデザインに応用できる視点を身につける。 〔授業計画〕 (授業担当)第1回~第15回 三宅恭子 村田浩子 小松智菜美 第1回 日本の衣服の起源について 第2回 着物の種類解説 第3回 和裁の基礎知識 第4回 ひとえ長着の製作ー寸法表作成ー 第5回 ひとえ長着の製作ー裁断ー 第6回 ひとえ長着の製作ー袖作成ー 第7回 ひとえ長着の製作ー身頃衿等しるしつけー 第8回 ひとえ長着の製作ー肩当て付けー 第9回 ひとえ長着の製作ーおくみー 第10回 ひとえ長着の製作ー衿ー 第11回 ひとえ長着の製作ー脇ー 第12回 ひとえ長着の製作ーすそー 第13回 ひとえ長着の製作ー仕上げー 第14回 着物の保管・手入れについて 第15回 講評 〔授業外学修の指示〕 自宅に着物がある人は、着物を広げて洋服との違いを考察してください。 〔使用教材〕 授業の際、適宜資料を配布 〔参考図書〕 なし 〔成績評価の方法・基準〕 提出作品60%、提出レポート20%、授業態度20% 〔学生へのメッセージ〕 立体構成の洋服との違いを製作を通して学んでください。 〔教員の実務経験〕 繊維関連企業研究所の研究員としての実務経験を活かし、人体の構造と衣服の平面構成について実習を通して教示している。 |
| 履修に関して留意すること |
| 「衣生活論」、「アパレル構成論」、「アパレル構成実習Ⅰ」「アパレル構成実習Ⅱ」の単位を取得していること。 〔科目分類番号〕SSⅠ1333 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)人体の構造・機能や人間の生活全般についての科学的認識を持っている。(知をみがく/知識・理解) (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) (7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |