健康科学部 2026年度版
更新日:2026/04/16
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
471500
専門基礎科目
社会のしくみと健康
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
471501
認知症ケア論
2
代表担当者名
室谷 牧子
科目内容
〔授業の到達目標〕
1)認知症が本人、家族、社会に及ぼす影響を考えることができる。
2)認知症を正しく理解することができる。
3) 認知症の人と家族の思いを知ることができる。
4) 認知症の人と家族を支える社会資源を知り、地域社会のあり方について考えることができる。
5) 授業の学びから自分たちができる活動を考え実践できる。

〔授業科目内容の概要〕
「認知症」を知り、認知症の人が住みよい地域社会を構築するために自分たちには何が出来るか?をディスカッションしながらKJ法や紙芝居法、プレゼンテーションによりみんなで考えるアクティブラーニングを重視した授業である。認知症を正しく理解するために、認知症施策の背景にふれながら、医学的知識やケアに必要な理念と方法を事例を通して学ぶ。また、フィールドワークでは、認知症カフェや認知症の人や家族を支援している相談機関・事業所等を訪ね、体験を通して考察を深める。最終的に認知症の人や家族が安心して生活することができる地域社会のあり方を探求し今後に向けた提言をまとめる。定期試験は実施しない。

〔授業計画〕
【授業期間】1.2年次 前期 平日(月曜日か木曜日を中心とした空きコマ)、土曜日(土曜日はフィールドワークを2コマ×2回程度)を予定している。新学年ガイダンス時および履修登録者へメール連絡する。
【フィールドワーク】地域の認知症カフェ(予定)、事業所等(予定)、地域との交流(予定)

第1回 ガイダンス、なぜ、今、認知症を学ぶか(背景) 室谷
第2回 認知症の人と家族を支える社会資源 認知症Café 室谷
第3回 フィールドワーク①社会資源の見学1 (4月~6月にCaféか特養に見学)
第4回 フィールドワーク①社会資源の見学2
第5回 若年性認知症の理解,認知症疾患と症状の理解(サポーター養成講座) 室谷
第6回 認知症になった本人、家族の思いの思いを考える 室谷
第7回 認知症の治療・非薬物療法 室谷他
第8回 フィールドワーク②「SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや」見学 室谷
第9回 フィールドワーク②「SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや」見学 室谷
第10回 認知症予防 伊藤
第11回 家族支援・地域支援を考える 室谷
第12回 認知症支援に学生ができること(地域交流) 伊藤
第13回 まとめ1プレゼンテーション(個人) 室谷他
第14回 まとめ2プレゼンテーション(全体) 室谷他
第15回 啓発にむけて(アルツハイマー月間むけイベント企画) 伊藤

〔授業外学修の指示〕
1)各自が事前学習を行った上で授業に臨むこと。
2)日常的に「認知症」に関心をもち、アンテナを張って情報を収集し、感じたことを記録する。

〔使用教材〕
資料を配付

〔参考図書〕
適宜紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
日々の授業への取り組み度と課題やレポート記載状況65%、グループワーク、プレゼンテーションの内容35%により総合的に評価する。評価基準は事前に学生へ公表するとともに、自己評価が行えるよう、目標到達度の確認シートを活用して学生、教員双方が随時評価を確認し、教員からはコメントやフィードバックを実施する。

〔学生へのメッセージ〕
認知症を正しく理解し、地元(地域)で生活する認知症の人や高齢者と共に生きる意味を考え、共生社会の実現に関心を持つ人になってほしいと思います。受け身の講義ではなく、ディスカッションやKJ法、紙芝居法を含めたプレゼンテーションを経験しながら、学びを深めましょう。フィールドワークには積極的な姿勢で参加し、貴重な経験を今後に活かしましょう。一緒に楽しみながら学びましょう。

〔教員の実務経験〕
介護支援専門員、認知症地域支援推進員、看護師、保健師としての経験やキャラバンメイトとしての活動、認知症当事者家族会および認知症カフェ運営の経験を有する。現在も高齢者や認知症の人と家族を支える地域活動に参加し、現場のリアルを教示出来るよう努力している(室谷)。



履修に関して留意すること
【履修制限あり】学科内規参照のこと
不規則な時間割であるため、各自で時間管理を行い、指定された時間は授業を優先してください。交通が不便な場所にフィールドワークで出向く予定があるので了承してください。
〔科目分類番号〕SMP1421

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能)
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