| 科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
|---|---|---|---|
473550 |
専門科目 |
専門分野 |
3回生 前期 |
| 授業コード | 科目名 | 単位 | |
473551 |
小児看護学援助論Ⅱ(3K12対象) |
1 |
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| 代表担当者名 | |||
安井 渚 |
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| 科目内容 |
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| 〔授業の到達目標〕 1)健康障害により外来・検査・処置・入院など様々な状況下にある子どもと家族(きょうだいを含む)を、発達段階・環境・健康障害・治療/処置の4視点で整理し、状況を説明できる。 2)対象理解に必要な観察(バイタルサイン、全身状態、行動・表情、生活リズム等)とコミュニケーションを、発達段階に応じて選択し、根拠をもって実施できる。 3)検査・処置・測定・酸素療法・輸液療法等に伴う子どもの不安や苦痛を見立て、プレパレーション/ディストラクション等を用いた援助を、発達段階に合わせて計画・実施できる。 4)事例をもとに、看護上の優先課題を抽出し、全体像の把握→アセスメント→行動計画→実施→評価の流れで看護援助を組み立て、説明できる。 5)子どもの権利と最善の利益を踏まえ、安全・安楽・尊厳を守るケアを選択し、その理由を自分の言葉で述べられる。 〔授業科目内容の概要〕 本科目は、小児看護学対象論・援助論Ⅰで学んだ知識を基盤に、演習を通して「子どもの理解に必要な看護技術」と「状況に応じた看護援助の組み立て方」を身につける。子どもは発達段階により、理解力・不安の表出・苦痛への反応・協力行動が異なるため、観察・説明・関わり・環境調整を個別に工夫する必要がある。授業では、バイタルサイン測定、観察・アセスメント、コミュニケーション、プレパレーション/ディストラクション、安全管理、酸素療法や輸液療法などの援助の要点を学ぶ。さらに、幼児期・学童期・思春期の事例演習を通して、優先課題の抽出から評価までのプロセスを経験し、実習で活用できる実践的な思考と技術を養う。 〔授業計画〕 第1回 子どもの理解に必要な看護技術ーバイタルサイン測定ー 第2回 健康障害のため様々な検査・処置を受けなければならない子どもと家族の看護ー小児看護技術ー 第3回 子どもの理解に必要な看護技術-測定技術を受けなければならない子どもと家族の看護ープレパレーションー 第4回 子どもと家族への援助関係を形成する看護技術-訪室、コミュニケーション、観察法とアセスメント、計測と評価 第5回 健康障害をもち入院をしなければならない子どもと家族の看護援助ー観察法・環境整備・安全管理ー 第6回 子どもの理解に必要な看護技術ー訪室・観察法とアセスメントー 第7回 健康障害のため酸素療法を受けなければならない子どもと家族の看護 第8回 健康障害のため輸液療法、吸入、臀部浴を受けなければならない子どもと家族の看護 第9回 健康障害をもち入院をしなければならない子どもと家族の看護ー対象理解と全体像図ー 第10回 健康障害のため入院し加療しなければならない幼児期にある子どもと家族の看護ー事例演習ー 第11回 健康障害をもち入院をしなければならない子どもと家族の看護援助ー全体像・アセスメント・行動計画・実施・評価ー 第12回 健康障害のため入院し加療しなければならない学童期にある子どもと家族の看護ー事例演習ー 第13回 健康障害をもち入院をしなければならない子どもと家族の看護援助ー全体像・アセスメント・行動計画・実施・評価ー 第14回 健康障害のため入院をし加療しなければならない思春期にある子どもと家族の看護ー事例演習ー 第15回 定期試験 第16回 まとめ 〔授業外学修の指示〕 ・演習は予習を前提として行う。各回の指定範囲を読み、①対象(発達段階)の特徴、②想定される不安・苦痛・行動反応、③必要な観察項目、④安全上の注意点、⑤説明(言葉かけ)の例をメモして参加すること。 ・復習では、演習で扱った技術・援助について「発達段階別のポイント(幼児・学童・思春期)」を表に整理すること。特にプレパレーション/ディストラクションは、目的・手順・声かけ・家族/きょうだいへの配慮をセットでまとめる。 ・事例演習回は、全体像図(生活・環境・病状/治療・家族・心理)を作成し、優先課題と援助(行動計画)を根拠とともに記載する。作成物は小児看護学実習で参照できる形で蓄積すること。 〔使用教材〕 『小児看護技術 第3版』添田啓子、鈴木千衣、メヂカルフレンド社、ISBN9784839216955(小児看護学対象論・小児看護 学援助論Ⅰ使用分) 『0歳~6歳の発達と保育 第2版』河原紀子、学研、ISBN 9784058008676(小児看護学対象論使用分) 『小児看護学②健康障害をもつ小児の看護』小林京子、高橋孝雄、メヂカルフレンド社、ISBN9784839234027(小児看護 学援助論Ⅰ使用分) 『小児看護学①小児看護学概論/小児保健』小林京子、高橋孝雄、メヂカルフレンド社、ISBN9784839234010(小児看護 学対象論・小児看護学援助論Ⅰ使用分) 〔参考図書〕 『小児看護学 第8版』筒井眞優美、日総研、ISBN 978477618186 『こどものフィジカル・アセスメント』小野田千枝子、金原出版、ISSN978-4-4307170475 『小児看護学Ⅱ 小児看護支援論 改訂第4版』今野美紀、二宮啓子、南江堂、ISBN9784524227570 〔成績評価の方法・基準〕 試験30%、日々の取り組み成果物50%、課題:20% 〔学生へのメッセージ〕 この授業の到達点は「知っている」ではなく「できる・説明できる」です。子どもの最善の利益を守るために、発達段階に合わせた観察・説明・援助を選び、根拠をもって実施できることを目指します。演習では失敗も学びの一部です。主体的に手を動かし、振り返りを通して実習で使える力にしていきましょう。 〔教員の実務経験〕 小児領域での臨床経験および実習指導経験を基盤に、検査・処置・入院などの場面で子どもと家族が抱えやすい不安や困難を具体例とともに提示する。発達段階に応じた観察・コミュニケーション、プレパレーション/ディストラクション、安全管理等の実践ポイントを重視し、学生が「実習で再現できる」形で技術と判断過程を身につけられるよう支援する。 |
| 履修に関して留意すること |
| 〔科目分類番号〕MCN1433 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |