健康科学部 2026年度版
更新日:2026/04/16
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
473810
専門科目
専門分野
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
473811
小児看護学実習
2
代表担当者名
安井 渚
科目内容
〔授業の到達目標〕
1)子どもおよび家族(きょうだいを含む)と、発達段階に応じた方法でコミュニケーションを図り、信頼関係の形成に努めることができる。
2)子どもの権利と最善の利益を踏まえ、子どもと家族の尊厳・安全・安心を守る態度で関わることができる。
3)子どもの成長・発達段階と生活背景(家庭・学校/園・地域)を把握し、入院/療養環境が発達と生活に与える影響を説明できる。
4)健康状態(健康児〜健康障害をもつ子ども)に応じて必要な日常生活援助(清潔・食事・排泄・休息・活動・安全など)を選択し、根拠を示して実施できる。
5)子どもと家族の全体像(病状・治療、発達、生活、家族関係、心理、療養環境)を統合してアセスメントし、優先される看護上の課題を明確にできる。
6)課題に基づき、看護援助の目標と計画を立案し、少なくとも1つの看護援助を実施・評価し、必要に応じて修正できる。
7)遊び・学習の意味を発達段階から理解し、子どもの成長・発達を支える援助として計画に取り入れられる。
8)健康障害が子どもと家族(きょうだいを含む)に及ぼす影響を学び、家族/きょうだい支援の必要性と関わり方を説明できる。
9)実習を通して得た学びを振り返り、根拠に基づく小児看護の考察(自分の課題と次に取り組む点)をまとめられる。

[授業科目内容の概要〕
小児看護学実習は、子どもが「発達し続ける存在」であり、権利を有する一人の人間であることを、臨地での関わりを通して体験的に学ぶ科目である。学生は、子どもと家族(きょうだいを含む)を、発達段階・生活・療養環境・健康障害と治療の視点から統合して理解し、子どもの最善の利益を守るために必要な看護を考える。実習では、観察・コミュニケーションを基盤としてアセスメントを行い、看護上の課題を明確化し、目標設定、援助計画、実施、評価(修正)までの看護過程を経験する。あわせて、遊び・学習の意味や家族/きょうだい支援の視点を踏まえ、子どもの成長・発達と健康の維持・増進を支える小児看護の実践を身につける。

〔授業計画〕
実習期間:2週間(2単位)
詳細は事前に配付される「小児看護学実習要項」「小児看護学実習配置」を参照のこと。

〔授業外学修の指示〕
・実習オリエンテーションの参加、感染対策(予防接種、便検査等)および必要な手続きの完了は実習参加の条件とする。
・実習前に、小児看護学対象論・援助論Ⅰ・Ⅱで学んだ内容(発達段階別特徴、家族/きょうだい支援、主要な看護技術と安全管理、プレパレーション等)を復習し、事前学習の指示に従って準備すること。
・実習中は、その日に関わる子どもの発達段階・病状/治療・生活への影響を確認し、観察項目と関わり方(声かけ、説明、遊びの活用、安全)を整理して臨むこと。
・実習記録は「事実(観察)」「解釈(根拠)」「看護(援助・評価)」を区別して記載し、根拠を明確にすること。
・複数施設での実習は短期間であるため、欠席が生じた場合は追実習が困難なことがある。必要に応じてオンライン実習や課題等で代替する場合がある。
・子どもを対象とする実習である。体調管理と感染対策を徹底し、体調不良時は速やかに報告すること。

〔使用教材〕
テキスト

〔参考図書〕
随時、情報提供する。

〔成績評価の方法・基準〕
実習内容、実習記録、実習態度、グループワークの参加度、出席状況などをもって総合的に評価する。

〔学生へのメッセージ〕
実習の到達点は「知識を知っている」ではなく、「子どもと家族の前で、根拠をもって関わり、援助を実施し、振り返って次につなげられる」ことです。子どもは発達段階により反応や必要な支援が異なります。自分自身が環境因子である自覚をもち、身だしなみ・言葉づかい・安全配慮を大切にしながら、主体的に学んでください。

〔教員の実務経験〕
小児看護領域における臨床経験および看護学生への実習指導経験を基盤に、子どもと家族(きょうだいを含む)の体験を発達段階と生活の視点から具体的に捉えることを重視して指導する。観察・コミュニケーションを土台に、アセスメント→計画→実施→評価の看護過程を実践できるよう支援し、子どもの権利と最善の利益を守る小児看護の姿勢を育成する。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MCN1433

【履修制限あり】学科内規参照のこと
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能)
(8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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