教育学部 2026年度版
更新日:2026/04/16
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
514600
専門基礎科目
教育の基礎理論
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
514601
生涯学習論
2
代表担当者名
猿山 隆子
科目内容
〔授業の到達目標〕
・生涯学習の基本概念について、具体例と結びつけながら説明することができる。
・ライフストーリー・インタビューとレビュー(再記述・改稿)等の方法を用いた参加型学習を計画・実施することで、倫理的配慮や記録化の方法など、実施上の配慮点について理解を深めることができる。
・上記の作業を通じて、生涯学習・社会教育の特質や課題について理解を深めることができる。
・生涯学習・社会教育に関する方法や実践、ならびに学習支援に関わる課題について、関心と意欲をもって根拠を示しながら意見を述べることができる。

〔授業科目内容の概要〕
この授業は、生涯学習とは何か、その目的と意義、ならびにより良い生涯学習社会の実現に必要な条件を、地域・家庭・学校との関係に位置づけながら概説する。その上で、生涯学習を制度や理念として理解するだけでなく、人が生活・仕事・地域の中でどのように学び続けるのかを、ライフストーリー・インタビューとレビュー(再記述・改稿)を通して具体的に捉える。授業前半では、教員主導で参加型学習を体験し、聞き方・記録化の基礎を身につける。授業後半では、受講者が主体となって「身近な大人」へのインタビューを計画・実施する。以上の過程を通じて、生涯学習・社会教育の特質と課題を、具体的な事例に即して考察する。

〔授業計画〕
第1 回 オリエンテーション:授業の目的と進め方、生涯学習を学ぶ意味
第2 回 子どもの学びとおとなの学びーペダゴジー・モデルとアンドラゴジー・モデルの考え方ー
第3 回 教育の方法――個人と集団
第4 回 生涯学習の内容――参加型学習を体験しよう(1):他己紹介と聞き取りの基本(「聞く」練習と省察)
第5 回 生涯学習の内容――参加型学習を体験しよう(2):質問カードで質問しあう
第6 回 生涯学習の内容――参加型学習を体験しよう(3):架空人物からインタビューを設計する
第7 回 自己決定学習・意識変容の学習
第8 回 「身近な大人」へのインタビュー準備
第9 回 「身近な大人」へのライフストーリー・インタビュー(実施週)
第10回 インタビュー報告会
第11回 レビュー(再記述)作成(1):学びの経路として書く
第12回 レビュー(再記述)作成(2):相互コメントと改稿
第13回 レビュー・ディスカッション:学びの条件と支援の論点を討議する
第14回 ディスカッションのまとめ:問いの整理と学習支援案の作成
第15回 全体のまとめ――学習社会の課題と展望

〔授業外学修の指示〕
・各回の終了時にリフレクションシートを配布するので、授業内容の整理、授業の感想や質問等を記入する。
・次回の授業内容に関する参考文献やプリントを提示するので各自で予習を行う。

〔使用教材〕
・講義時に、適宜、講義内容に合わせた資料を提示する。

〔参考図書〕
・講義時に、適宜、講義内容に合わせた資料を提示する。

〔成績評価の方法・基準〕
1.定期試験(レポート):30%
2.毎時間での課題:40%
3.参加度:30%
※参加度は、グループワーク、課題発表、討論などへの参加態度や積極性を鑑みて、総合的に判断する。

〔学生へのメッセージ〕
生涯学習は、人が生涯を通して学び続けることであり、自主的に様々な機会を得て学び続けることが重要です。講義を通じて、学校教育に伴う受動的な学習のイメージを払拭し、自ら問いを発見し取り組むことを求めます。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕FUP2123

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(8)生涯にわたって自律的に学び続け、教育者として自ら成長していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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