教育学部 2026年度版
更新日:2026/04/16
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
556540
専門科目
教科に関する科目
4回生 後期
授業コード 科目名 単位
556541
算数科実践演習(つくろう!算数科)
2
代表担当者名
佐藤 学
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)本授業では、近年、初任者や若経験者が算数科主任を務める状況を踏まえ、算数科主任の役割と具体的な業務内容を理解する。
(2)模擬的な実践を通して、算数科主任として必要な基礎的な判断力・企画力・発信力を身に付ける。

〔授業科目内容の概要〕
本授業は、算数科主任の仕事を模擬的に経験する演習科目である。
授業では、算数科主任の役割理解を起点として、学習具・教具の整備や手作り教材の開発、算数掲示物の工夫、学力調査等の分析と活用を扱う。加えて、調査結果や研究図書、研究会、先進校の実践、学習指導に関する内容を「算数通信」としてまとめ、同僚に向けて発信する活動を重ねる。
さらに、低・中・高学年それぞれの算数授業に関する視点を整理した上で、教育課程の改善について検討し、算数科主任としての視野を広げる。活動と発表を中心とした授業を通して、算数科主任の実務を具体的に理解し、将来の学校現場で生かせる実践的な力を養う。

〔授業計画〕
第1回 算数科主任の仕事
第2回 学習具(算数セット)、教具の整備
第3回 手作り学習具の開発
第4回 算数掲示物の整備
第5回 調査の分析
第6回 算数通信(調査の報告)
第7回 算数通信(研究図書紹介)
第8回 算数通信(研究会紹介)
第9回 算数通信(先進校の実践紹介)
第10回 算数通信(学習指導)
第11回 算数通信(低学年の算数授業)
第12回 算数通信(中学年の算数授業)
第13回 算数通信(高学年の算数授業)
第14回 教育課程の改善
第15回 総括

〔授業外学修の指示〕
算数科指導法で学修したことの復習、教材研究を通した教材作り、文部科学省の小学校算数における学習支援コンテンツ等の視聴等を通して、教科に関する専門的知識、実践的指導力を高めましょう。

〔使用教材〕
・『小学校学習指導要領解説(平成29年告示)算数編』、日本文教出版、2019年(ISBN978-4-536-59010-5)※算数科概論、算数科指導法で購入済か無料ダウンロード済を使用する。

〔参考図書〕
・必要に応じて、講義中に資料を紹介、適宜配付する。

〔成績評価の方法・基準〕
1.ワークシート(2点×15回):30点
2.手作り学習具、掲示物(20点×2回):40点
3.算数科通信(20点):20点
4.授業における活動と発表への取り組み:10%
なお,欠席5回までを評価対象とする。

〔学生へのメッセージ〕
算数科主任の仕事は、目立ちにくい一方で、算数科全体の学びを支える重要な役割を担っています。本授業では、「自分がうまく授業をする」立場ではなく、「算数科を支え、整え、つないでいく」立場に立って考えることを大切にします。
初任者や若経験者であっても、算数科主任を任される可能性がある今だからこそ、具体的な仕事を知り、模擬的に経験しておくことには大きな意味があります。演習や発表を通して、現場で戸惑いながらも前に進むための視点や構えを身に付けてほしいと思います。


〔教員の実務経験〕
国公立小学校における教員としての勤務経験。有識者として県教育委員会や県内外の小中高への指導に従事していた経験、文部科学省における調査等に関する委員の経験を活かし、算数・数学科の児童生徒の実態や課題と数学的問題解決の取組について学生に具体的に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PSS2134

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(8)生涯にわたって自律的に学び続け、教育者として自ら成長していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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