教育学部 2026年度版
更新日:2026/04/16
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
561030
専門科目
教科指導法
4回生 後期
授業コード 科目名 単位
561031
英語科指導法Ⅳ
2
代表担当者名
福島 玲枝
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1) 中・高等学校英語授業における評価・テストの目的や役割を理解し,授業内容との関係を踏まえて説明することができる。
(2) テストの信頼性・妥当性・波及効果の観点から,既存のテストや評価方法を分析し,改善案を検討することができる。
(3) 指導法Ⅱ・Ⅲで作成した授業案を基に,評価・テストの視点から授業設計を見直すことができる。

〔授業科目内容の概要〕
将来英語を教える仕事に携わる大学生を対象に,英語科授業における評価とテストを中心的なテーマとして学ぶ。評価やテストの信頼性・妥当性・波及効果といった基本概念を理解し,中学・高等学校で実施されているテストを分析・検討することで,その目的や課題について理解を深める。また,分析を踏まえて実際にテストを作成する演習を行い,授業内容と評価の関係について考察する。

〔授業計画〕
第1回 イントロダクション(授業構成の振り返り: 教材研究と指導案作成)
第2回 授業づくりワークショップ(外部講師による実践的視点の共有)
第3回 テストについて(1) テストの種類と概要
第4回 テストについて(2) テストをする理由と実際:テスティング・ポイント
第5回 テストについて(3) テスト形式と作成に向けた心構え
第6回 測定と評価(1):パフォーマンス・テストとルーブリック作成
第7回 測定と評価(2):筆記テスト検討方法(音声・語彙・語形)
第8回 測定と評価(3):筆記テスト検討方法(文法・形式)
第9回 測定と評価(4):筆記テスト検討方法(読解)
第10回 測定と評価(5):筆記テスト検討方法(記述式・作文)
第11回 測定と評価(6):筆記テスト検討方法(技能別テスト)
第12回 測定と評価(7):筆記テスト検討方法(実施時期・既製テスト)
第13回 テストと評価方法の作成(1):中間報告発表と検討
第14回 テストと評価方法の作成(2):中間報告発表と検討
第15回 テストと評価方法の作成(3):中間報告発表と検討

〔授業外学修の指示〕
指導法II, III において作成した英語科指導案に基づき,テストと評価方法を検討します。事前に加筆修正をしておくことを推奨します。

〔使用教材〕(英語科指導法Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ共通)
『最新英語科教育法入門』土屋澄男・秋山朝康・大城賢・千葉克裕・望月正道 (研究社) ISBN978-4-327-37513-3
『教室英語ハンドブック』高梨庸雄・小野尚美・土屋佳雅里・田縁眞弓 (研究社)ISBN978-4-327-41092-6
『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』文部科学省
『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編 英語編』文部科学省

〔参考図書〕
『中学校学習指導要領 英語科』及び同解説(最新版)
『高等学校学習指導要領 英語科』及び同解説(最新版)
『第3版 新学習指導要領にもとづく英語科教育法』望月昭彦編著(大修館書店)ISBN:978-4-469-24621-6

〔成績評価の方法・基準〕
・ 授業内活動への参加(ディスカッションへの貢献) (20%)
・ 発表 (10%)
・ 授業後課題 (30%)
・ 最終課題 (40%)
※ 無断,および正当な理由のない遅刻・欠席は減点の対象となる。
※ 授業形態により,評価基準の割合を変化させる場合がある。(その際は事前に連絡します)

〔学生へのメッセージ〕
「授業づくり」を考えるにあたり,多くの場合,授業構成に目が向きがちですが,評価やテストもまた,授業を構成する重要な要素の一つです。どのような評価を行うかによって,学習者が「どのように学習を進めるのか」は大きく左右されます。本授業では,授業活動そのものだけでなく,評価のあり方が学習者の学びをどのように方向づけるのかという点にも意識を向けながら,授業づくりを考えていきます。これまでに作成してきた授業案を振り返りながら,授業内容と評価・テストがどのように結びついているのかを考え,学習者の学びを支えるテストのあり方を考えていきましょう。

〔教員の実務経験〕
国・公・私立学校での英語科教員としての指導経験を活かし,生徒・学校・地域の事情や実態に即した英語の授業づくりの視点を伝えたいと思います。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MSS2134

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能)
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