平成27年度神経リハビリテーション研究大会が開催されました.

平成28年1月23-24日に信貴山観光ホテルと畿央大学にて,神経リハビリテーション研究大会(大学院生合宿)が開催されました.ニューロリハビリテーション研究センターの教員と大学院博士課程・修士課程のメンバーが参加し,修士論文の最終審査会に向けた研究発表が中心に行われました.
今年で10年目となる毎年恒例の院生合宿ですが,本年度は大学院生総勢30人と例年にも増して多くの院生が集まり,多くの視点から活発な意見交換が繰り広げられました.

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1日目は信貴山観光ホテルにて,修士課程2年の研究発表が中心に行われました.最終審査を2週間後に控えたこの時期でも,更なる研究の質や精度の向上にこだわる意気込みを感じ,改めて研究に対する素晴らしい姿勢を感じました.
また,夕方には3グループに分かれて,修士課程1年の研究計画に対するディスカッションが行われました.自分の研究だけでなく,メンバーの研究内容に対しても自分の研究と同じように考え,研究室全体として向上していくような意見やアドバイスを多く頂き,研究内容が洗練されただけでなく,参加者全員にとって大変貴重な時間を過ごすことができたように感じました.

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1日目終了後もディスカッションは続き,降り積もる雪の露天風呂でも白熱した議論は続きました.

2日目は畿央大学に戻り,修士課程2年の研究発表に加えて,博士課程の研究経過発表も行われました.

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この院生合宿も今年度で10年という節目を迎えました.継続する力が研究をより有意義なものとし,リハビリテーションの対象者,さらには社会に貢献することができるように,今後ともますます精進していきたいと考えております.

最後になりましたが、このような機会を与えてくださった森岡教授をはじめとする研究センターの皆様に深く感謝を申し上げます.

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畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程1年 首藤隆志