【WEB開催】第1回 発達科学と小児リハビリテーション研究会 ―THE FIRST TAKE―

近年,発達科学は研究手法の発展により新しく興味深い知見を次々と見い出し,その成果は従来の発達の概念を変えるほどのものとなっています.一方で,小児リハビリテーションの現場は大きく変化しておらず,発達神経科学を含め発達科学の知見を子どもたちのリハビリテーションに活かす取り組みは,不十分と言わざるを得ません.加えて,近年では発達障害に併存する運動障害の存在が注目され,それに対するリハビリテーションの需要が高まってきていますが,その理解と供給は追いついていないのが現状です.この現状から1つ前のステップへ進むためには,小児リハビリテーションに関わる全国の皆さんと知識と経験を共有し,忌憚なくディスカッションする「場」が必要と考えます.そこで今回の研究会を「発達科学を基に小児リハビリテーションを考える」最初の一歩にしたいという想いから,テーマを THE FIRST TAKE と設定させて頂き,脳性麻痺および発達障害に併存する運動障害についての知識・経験,そして考えを共有したいと思います.COVID-19の影響で定着したWEBを活用して,全国の皆さんと考える場を共有できれば幸いです.是非ともご参加下さい‼

畿央大学 ニューロリハビリテーション研究センター
信迫悟志

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 プログラム

【日時】2021年12月11日(土)13:00-17:00(WEBライブ配信のみ)

【開催方法】WEB開催*ご参加には,Zoomを利用できる環境が必要です.

13:00-13:10「会を始めるにあたり-小児リハビリテーションにおける問題点の共有-」

 畿央大学 信迫悟志

13:15-14:15 「自発運動とジェネラルムーブメント-発達との関連-」

東京都立大学 儀間裕貴

14:25-15:25 「脳性麻痺リハビリテーションの昔と今―なにを変えなければならないのか―」

日本バプテスト病院 浅野大喜

15:35-16:25 「発達障害に併存する運動障害について」

畿央大学 信迫悟志

16:30-17:00 「座談会(儀間+浅野+信迫)+質疑応答(Q&A)」

参加申し込み

Peatixを利用して参加して頂きます.以下のURLからPeatixチケットページをご確認下さい.

https://kionrcdevelopment2021.peatix.com

問い合わせ先

E-MAIL:s.nobusako@kio.ac.jp
信迫悟志(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)