大学院生の神経リハビリテーション研究大会が開催されました!
令和7年1月25-26日に信貴山観光ホテルにて,神経リハビリテーション研究大会が開催されました.この研究大会は,合宿形式であり今年で16回目を迎えることができました.
本年度は,ニューロリハビリテーション研究センターの教員と大学院博士課程・修士課程メンバー総勢29名が参加しました.また,大学院修了生の佐藤剛介さんと西祐樹さんをお招きし,それぞれ現在取り組まれている研究や活動について紹介して頂きました.
森岡教授の開会の挨拶から始まり,修士課程2年の最終諮問会に向けた予演会と博士後期課程2年の中間発表会に向けた予演会,および上記修了生の研究紹介が行われ,様々な視点から質疑応答や意見交換が繰り広げられました.
修士課程2年は5名が発表を行い,研究内容に関する質問はもちろん,スライド構成やプレゼンテーション時の話し方といった聴講者に研究内容を伝えやすくするためのアドバイスが活発にされていました.博士課程2年は3名が発表を行い,レベルの高いデータ解析やスライドの表現方法に並々ならぬ努力を感じ,心惹かれる研究内容ばかりでした.
また,修了生の方は,大学院で実践された研究や現在進行形で進めている研究を紹介していただきました.臨床現場に還元する形で研究に取り組まれており,今後の大学院生が目指していくべき姿を見させていただき,身が引き締まる思いでした.
夕方には,7グループに分かれて,修士課程1年の研究計画に対するディスカッションが行われました.各グループともに,研究計画の内容はもちろんのこと,論点を整理した発表方法などに力を注いでおり,活発に議論が行われていました.
1日目終了後の夕食時,入浴時,懇親会においても,それぞれが研究に関する白熱した議論を継続し,また自分の将来の展望についての話し合いも活発に行われていました.2日目は畿央大学に戻り研究室で修士課程4名が発表を行い,最終諮問会に向けたディスカッションが行われました.森岡教授からは,主体的に研究に取り組む必要性や研究を行う上で重要な要素について説明されました.
現状では,博士課程・修了生の方々の研究を深く理解して意見を述べることは困難でしたが,あの土俵に自分も立てるように成長していきたいと思いました.
最後になりましたが,このような機会を与えてくださった森岡教授をはじめとする研究センターの皆様,神経リハビリテーション研究大会の開催にご尽力頂きました関係者の方々に深く感謝を申し上げます.
M2 福留広大