国立障害者リハビリテーションセンター研究所へ訪問

ニューロリハビリテーション研究センターの森岡周,信迫悟志,大住倫弘が,4月27日に国立障害者リハビリテーションセンター研究所(神経筋機能障害研究室)に訪問しました.

今回の訪問の目的は,失行症や協調運動障害における「不器用さ」を研究するにあたって,どのような行動指標を測定するのか,またどのような測定環境を整備するべきかなどを,研究センターの客員教授でもある河島則天氏と話し合うためでした.捉えたい現象を定量的にするスキルや工夫などは非常に参考になり,ニューロリハビリテーション研究センターでもこれぐらい質の高い研究をしなければいけないという使命感も湧いてきました.基礎研究をするにしても,臨床での問題意識に迫るような基礎研究をしていかなければなりません.臨床研究をするにしても,現象を定量的に捉えるスキルを持ち合わせていなければなりません.ニューロリハビリテーション研究センターがプラットホームとしての役割を担うためには,このような技術の向上が急務だと感じました.

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今回の訪問を快く引き受けて下さった河島則天客員教授には深謝致します.今後とも宜しくお願い致します.

畿央大学大学ニューロリハビリテーション研究センター
特任助教 大住倫弘