(WEB開催)第1回 痛みのニューロリハビリテーション研究会
ニューロリハビリテーションは,神経科学のエビデンスをリハビリテーションに応用する概念であり,これが痛みの治療に有効であることも明らかになってきています.ただし,“どのような” 病態を有するひとに,“どのような” リハビリテーション手続きが必要なのか,その詳細は手探り段階と言わざるを得ません.この現状から1つ前のステップへ進むためには,リハビリテーションを専門にする全国の皆さんと知識・経験を共有する「場」が必要です.特に,「脳卒中後疼痛」については臨床現場で最も苦労する痛みの1つであることから,今回のテーマを『脳卒中後疼痛のリハビリテーションを考える』と設定させて頂き,脳卒中後疼痛の病態メカニズムおよびリハビリテーション手続きについての知識・経験を共有したいと思います.COVID-19の影響で定着しつつあるWEBを活用して,全国の皆さんと考える場を共有できれば幸いですので,是非ともご参加下さい.
畿央大学 ニューロリハビリテーション研究センター
大住倫弘
プログラム
【日時】2021年7月3日(土)13:00-17:00(WEBライブ配信のみ)
【開催方法】WEB開催*ご参加には,Zoomを利用できる環境が必要です.
13:00-13:45「脳卒中後疼痛のリハビリテーションをどのように進めるべきか」
■ リハビリテーションにおける問題点の共有
畿央大学 大住倫弘
詳細:公式Facebookページにどういう趣旨なのかを記載しています.
https://www.facebook.com/Kio.NRC/
14:00-16:00 「中枢性脳卒中後疼痛の病態メカニズムとリハビリテーション」
■ ヒトが痛みを経験する脳メカニズム
新潟医療福祉大学 大鶴直史
■ 中枢性脳卒中後疼痛の病態メカニズム ―基礎研究からの知見―
新潟医療福祉大学 長坂和明
■ 中枢性脳卒中後疼痛のリハビリテーション実践
川口脳神経外科リハビリクリニック 壹岐伸弥
16:15-17:00 「脳卒中後における肩痛のリハビリテーション」
■ 脳卒中後に生じる肩痛の病態メカニズムとリハビリテーション実践
協和会病院リハビリテーション科 古賀優之
参加申し込み
Peatixを利用して参加して頂きます.以下のURLからPeatixチケットページをご確認下さい.
問い合わせ先
E-MAIL:m.ohsumi@kio.ac.jp(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 大住倫弘)