第1回社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会のご案内

 ニューロリハビリテーションは、ヒトの社会的行動を基盤にして実践されるべきであり、その社会的行動には共感、心の理論、自己・他者意識、利他的行動、道徳、倫理など様々な範囲にまで及びます。これらにヒトの社会的行動に関する科学的知見を整理し、医療あるいは社会におけるヒトの理解、ヒトの心の理解が深まることで、よりよいリハビリテーション医療の実践やより素晴らしい社会的ネットワークの構築につながると考えています。そこで、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターでは、今年度から「社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会」を開催します。

 本研究会は、ヒトの社会的行動に関連する既存の学問分野を超えた新しい視点での研究成果を取り入れながら、これまでのニューロリハビリテーション研究と融合・発展させるために、セラピストと研究者が集まりディスカッションすることを通じて、日本におけるこの分野の発展と推進に貢献することを目的としています。

 本研究会では、招待講演、指定演題発表、ポスター発表のプログラムを準備しております。参加のみでも可能ですが、是非ともポスター演題にも積極的にご応募いただき、活発なディスカッションの中から、これまでのセミナーとは違う学びの場、研究の場が創発されればと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。

 

第1回社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会

テーマ:「社会神経科学とニューロリハビリテーションの融合」

 

日 時:平成26年10月11日(土曜日)9時30分〜15時50分

会 場:畿央大学

参加費:3,000円(当日受付)

申 込:下記申込フォームからお申し込みください。

         第1回社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会 申込フォーム

       ※備考欄に「ポスター発表の希望の有無」について必ずご記入ください。

 

プログラム  →プログラム詳細(PDF)

 

1)招待講演

福島宏器(関西大学)「共感と向社会的行動の神経基盤」

川崎真弘(筑波大学)「社会的コミュニケーションにおける脳の同期現象」

2)指定演題発表 3演題

3)ポスター発表

(ポスター応募要項)

特に研究領域の指定はありません。神経科学的内容を含んでいない人文科学分野、精神心理学分野、医療コミュニケーション・行動学分野などからの発表も歓迎します。また、本研究会テーマに関連している症例報告などでも構いません。

下記よりフォーマットをダウンロードしてアブストラクトを作成してください。

  社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会(抄録書式)

  社会神経科学とニューロリハビリテーション研究会(抄録サンプル)

【締 切】 平成26年9月30日(土)

【提出先】 soumu@kio.ac.jp にメール添付でご提出ください。

●文字数の制限はありません(但しA4用紙1枚以内)。
●Microsoft Word(MS明朝・12ポイント)でご作成ください。
●アブストラクトの編集はこちらでは行いません。
 お送り頂いた状態を完成版として抄録集にまとめますので、誤字・脱字等のご確認をお願いします。
●文字化け対策の為、WordとPDFの両ファイルをお送りください。

 

【問い合わせ先】

畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター事務局(畿央大学 総務部)

TEL 0745-54-1602   E-MAIL soumu@kio.ac.jp