平成28年度 神経リハビリテーション研究大会が開催されました!
平成29年1月28-29日に信貴山観光ホテルにて,神経リハビリテーション研究大会が開催されました.この研究大会は,毎年恒例の合宿形式となっており,今年で11年目を迎えました.
本年度は,ニューロリハビリテーション研究センターの教員と大学院博士後期課程・修士課程のメンバー総勢31名が参加しました.また初めての試みとして,大学院修了生の中野英樹さん(1期生)と河村章史さん(2期生)をお招きし,それぞれ現在進めている研究について紹介して頂きました.
初日は信貴山観光ホテルにて,森岡教授の開会の挨拶から始まり,修士課程2年の最終審査に向けた予演会と上記修了生の研究紹介が行われ,様々な視点から質問応答や意見交換が繰り広げられていました.
どの発表にも明確な研究目的や臨床意義がある中,特に修了生の研究紹介では,研究の質や精度を上げるために,厳密な研究方法を検討されており,研究手続きの一つ一つに根拠を持って取り組んでおられました.また自身の研究を紹介することに対して,楽しみながら話されている点も印象的な光景でした.
夕方には3グループに分かれて,修士課程1年の研究計画に対するディスカッションが行われました.各グループのメンバー全員から,意見やアドバイスを頂くことで研究計画が洗練されていくのを感じる中,議論が白熱し過ぎて時間が超過する場面もありました.
1日目終了後の懇親会でも,白熱したディスカッションは続き,日が変わるまで議論が続きました.
2日目の合宿終了後,畿央大学に戻ってからも,ディスカッションが引き続き行われ,最後に森岡教授による閉会の挨拶で無事に全日程を終えました.
森岡教授からは,これまでの大学院修了生が残してきた研究成果を振り返り,社会の役に立つ研究成果を世の中に出していくためにも,研究を絶えず継続していくことが必要であるとのお言葉を頂きました.
社会人として臨床で働く我々の対象者を通じ,最終的には社会に貢献できるような研究成果が出せるように,今後も研究室一同精進していきたいと考えております.
最後になりましたが,このような機会を与えてくださった森岡教授をはじめとする研究センターの皆様,神経リハビリテーション研究大会の開催にご尽力頂きました関係者の方々に深く感謝を申し上げます.
畿央大学大学院 健康科学研究科 修士課程1年 平田康介